特許
J-GLOBAL ID:200903030460530476
チキソトロピ-性合金からなる鋳物のダイカスト製造法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
赤塚 賢次 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-332503
公開番号(公開出願番号):特開2000-158118
出願日: 1999年11月24日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】典型的な鋳物欠陥が発生しないチキソトロピーの性質を有する合金から成る鋳物を製造するためのダイカスト方法。【解決手段】密閉された溶湯量が均一な金属サスペンジョン13状態になるまで粒状化された初晶とともに溶融処理チャンバ4の中で処理され、チャンバ4は一方で溶湯管2と第1湯道3を介してメルティングポット1に連通し、他方で第2湯道6を介して鋳込チャンバ5に連通し、配量過程中に多量の空気を鋳込チャンバ5に巻込まないために、ダイカスト用金型14は注湯中に鋳込チャンバ5から切離されず、金属サスペンジョンは圧力プランジャ7の移動によって鋳込チャンバ5に移送され、金属サスペンジョンの均一性を得、鋳物の等方性を保証するために、金属サスペンジョンは溶融処理チャンバ4内でも鋳込チャンバ5内でも攪拌され、金型14の充填はプランジャロット8により行われ、金属サスペンジョンは充填・加圧中に電磁界10中で回転される。
請求項(抜粋):
所定の溶湯量の配量とプランジャロッド(8)を具備した鋳込チャンバ(5)と、ダイカスト用金型(14)とを備え、所定の溶湯量の冷却に伴い溶湯内に発生する初晶が粒状化されると共に、電磁界(10)の中で混合され、且つ半凝固状態で加圧されるチキソトロピー性合金からなる鋳物のダイカスト製造法において、所定の溶湯量の配量時に鋳込チャンバ(5)がダイカスト用金型(14)に結合されたまま保持され、且つ注湯は圧入プランジャ(7)を備える溶融処理チャンバ(4)への充填により行われ、前記溶融処理チャンバ(4)は、一方で溶湯管(2)と第1湯道(3)を介してメルティングポット(1)に連通すると共に、他方で第2湯道(6)を介して鋳込チャンバ(5)に連通するものであって、溶融処理チャンバ(4)内処理工程においては、溶融処理チャンバ(4)内で初晶と固体相が均一に分散された金属溶湯(13)の状態になるまで処理されることを特徴とするダイカスト製造法。
IPC (2件):
FI (2件):
B22D 17/30 Z
, B22D 17/00 Z
引用特許:
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