特許
J-GLOBAL ID:200903030504033432

スペクトラム直接拡散信号受信装置および同期捕捉回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-180719
公開番号(公開出願番号):特開平10-028076
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 回路構成が簡単でなおかつ回路規模も小さいスペクトラム直接拡散信号受信装置および同期捕捉回路を提供する。【解決手段】 マッチドフィルタ211〜21Nは互いに異なる周波数の拡散符号信号を乗算する回路と等価になるようにそれぞれフィルタ係数が設定されたもので、各周波数の拡散符号信号とスペクトラム拡散信号データとの相関値を出力し、この相関値は各々対応する自乗回路221〜22Nおよび加算器231〜23Nによって平均化される。そしてこの平均化された相関値は最大値選択回路23においてそれぞれ複数サンプルに亘って監視され、それらの相関値のうち最大値をとる(最も周波数が合っている)パスの周波数から搬送波の周波数偏差の補正量を求めるとともに、上記パスの相関値が最も大きくなったサンプルの位置情報(位相情報)から拡散信号の位相補正量を求めるようにしたものである。
請求項(抜粋):
スペクトラム直接拡散信号を受信し、この受信した信号に対して送信側で拡散処理の際に用いた拡散符号と同じ符号を乗算することにより所望のデータを得るスペクトラム直接拡散信号受信装置において、前記受信したスペクトラム直接拡散信号と、周波数が互いに異なる複数の拡散符号信号との相関値を検出する相関検出手段と、この相関検出手段にて検出した相関値をそれぞれ複数サンプルに亘って監視し、最も大きい相関値が得られた拡散符号信号のサンプルの位相と周波数とを検出する同期情報検出手段と、この同期情報検出手段にて検出した周波数に基づいて前記受信したスペクトラム直接拡散信号の搬送波の周波数偏差を検出し、この検出した周波数偏差に基づいて前記受信したスペクトラム直接拡散信号の周波数補正を行なう周波数補正手段と、前記同期情報検出手段にて検出したサンプルの位相に基づいて前記受信したスペクトラム直接拡散信号と前記拡散符号信号との位相誤差を検出し、この検出した位相誤差に基づいて前記周波数補正手段にて周波数補正されたスペクトラム直接拡散信号の位相と前記拡散符号信号の位相とを合わせて乗算することにより逆拡散を行なう逆拡散手段とを具備することを特徴とするスペクトラム直接拡散信号受信装置。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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