特許
J-GLOBAL ID:200903030505317353

磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-099753
公開番号(公開出願番号):特開平11-353610
出願日: 1999年04月07日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 従来、コア片を接合するための樹脂には、ポリアミン系硬化剤を用いたエポキシ樹脂を使用していたため、例えば高い湿度の環境下などでは、前記コア片間に段差が生じ、磁気ヘッド摺動面に成膜される保護膜(例えばCrN膜)に膜剥がれが生じやすくなっていた。この保護膜の剥離により、磁気ヘッドの耐摩耗性は低下し、磁気特性が劣化してしまう。【解決手段】 磁気コアのコア片を接合するための樹脂として、酸無水物系硬化剤を用いたエポキシ樹脂を使用する。また、保護膜14(例えばCrN膜)の(200)面/(111)面の結晶配向強度比が3.0以上となるように、前記保護膜14を摺動面1a上に成膜する。これにより、前記保護膜14の剥離は生じにくく、耐摩耗性に優れた磁気ヘッドを製作できる。
請求項(抜粋):
複数のコア片が樹脂を介して積層され、記録媒体との摺動面に磁気ギャップが形成されて成る磁気コアと、前記磁気コアの記録媒体との摺動面に被覆形成された保護膜とを有する磁気ヘッドにおいて、各コア片を接合するための前記樹脂は、酸無水物系硬化剤を用いたエポキシ樹脂で形成され、さらに前記保護膜は、その組成が、Cr、Ti、Hfのうち少なくとも1種以上の元素と、窒素を含有して構成されており、前記保護膜における(200)面/(111)面の結晶配向強度比は、3.0以上であることを特徴とする磁気ヘッド。
IPC (3件):
G11B 5/127 ,  G11B 5/147 ,  G11B 5/187
FI (4件):
G11B 5/127 W ,  G11B 5/127 K ,  G11B 5/147 ,  G11B 5/187 K
引用特許:
審査官引用 (5件)
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