特許
J-GLOBAL ID:200903030526258934

対話理解装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 和泉 良彦 ,  小林 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-040053
公開番号(公開出願番号):特開2004-251998
出願日: 2003年02月18日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】従来の音声対話システムでは入力された音声信号を単語単位で逐次音響的に認識する方法が基本であった。しかしこの方法においては、音源が自然発生の音声であり、周囲の騒音の影響も受け易く、この結果使用者の発話を正しく理解し得ず、対話が阻害されることがあった。このため、より正しく発話を理解する方法の開発が課題となっていた。【解決手段】文脈情報を考慮した言語認識を行うようにした。すなわち、単語の音声認識を実行した後、得られた単語をさらにカテゴリーとクラスとに分類し、さらに、詳細化・回答及び訂正・再入力の発話タイプに応じた対話を可能とし、過去の認識記録の影響も勘案し、これにより文脈との関連を考慮して、より尤らしい語の選定を行う方法とした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
対話に含まれる発話をその発話が包括する広さの順に階層的に複数のカテゴリーおよび該カテゴリーを細分化して構成されるクラスに分類し、どのクラスの単語が発話されたかその確からしさを与えるクラススコアと、発話に含まれる単語とから対話内容を理解し、 発話内容にさらに詳細な情報を追加する詳細化・回答の対話を行い、かつ該詳細化・回答の発話タイプに対して、前記クラススコアを新たに生成するために使用する過去の認識履歴のクラススコアを更新する際に、該過去の認識履歴のクラススコアが小さくなるように重み付けを付加した値に、最新の認識結果による新たな信頼度を加算して得られる新しいクラススコアで前記認識履歴の更新を行うことを特徴とする対話理解装置。
IPC (5件):
G10L15/22 ,  G10L15/00 ,  G10L15/06 ,  G10L15/18 ,  G10L15/28
FI (5件):
G10L3/00 571T ,  G10L3/00 521W ,  G10L3/00 537E ,  G10L3/00 537F ,  G10L3/00 551Q
Fターム (5件):
5D015AA05 ,  5D015GG01 ,  5D015KK02 ,  5D015KK04 ,  5D015LL06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-307664
引用文献:
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