特許
J-GLOBAL ID:200903030591541295

円筒状成形品の成形装置並びに円筒状成形品の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117280
公開番号(公開出願番号):特開平9-300036
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 素材の材質に拘わらず、優れた経済性と高度な加工性とをもって、円筒状成形品を成形し得る成形装置と成形方法とを提供する。【解決手段】 第一の型18と第二の型20との間に円板状素材85を同心的に挟持させた状態で、それらを一体回転せしめる一方、該第二の型20から該第一の型18の側に向かって次第に小径となるテーパ面形状を呈するテーパローラ14の外周面98を、前記一体回転せしめられる円板状素材85の外周部87に押圧して、該外周部87を、該テーパローラ14の外周面98に対応したテーパ形状に成形し、更に、軸方向に同一径にて延びる円柱面形状を呈するストレートローラ16の外周面104を、前記一体回転せしめられる、テーパ形状に成形された円板状素材85の外周部87に押圧し、かかる外周部87を前記第一の型18との間で挟圧することにより、該ストレートローラ16の外周面104に対応した円筒形状に成形するようにした。
請求項(抜粋):
目的とする円筒状成形品の内面形状に対応した外周面を有する第一の型と、該第一の型に対して同軸的に且つ相対的に接近、離隔可能に配置され、該第一の型との間で、前記円筒状成形品を与える、前記第一の型の外径よりも大径の円板状素材を同心的に挟持する第二の型とを備え、それら第一の型と第二の型とが、該円板状素材を挟持しつつ、それら第一及び第二の型の軸心を第一の回転軸として一体回転し得るように構成された成形金型と、前記第一の回転軸に平行な第二の回転軸回りに回転可能に、且つ該成形金型に対して、該第一の回転軸に垂直な方向に接近、離隔移動し得るように、配置せしめられる一方、前記第一の型の外周面と対向位置する外周面が、前記第二の型から該第一の型の側に向かって次第に小径となるテーパ面形状を呈すると共に、前記第二の回転軸に垂直な面に対して60°〜85°のテーパ角度を為すように構成されて、前記第一の回転軸回りに一体回転せしめられる前記円板状素材の外周部を、該テーパ面形状の外周面にて押圧することにより、かかる外周部を該テーパ面形状に対応したテーパ形状に成形するテーパローラと、前記第一の回転軸に平行な第三の回転軸回りに回転可能に、且つ前記成形金型に対して、該第一の回転軸に垂直な方向に接近、離隔移動し得るように、配置せしめられる一方、前記第一の型の外周面と対向位置する外周面が、軸方向に同一径にて延びる円柱面形状を呈するように構成されて、前記第一の回転軸回りに一体回転せしめられる、前記テーパローラにてテーパ状に成形された前記円板状素材の外周部を、該円柱面形状の外周面にて押圧して、前記第一の型との間で挟圧することにより、かかる外周部を該円柱面形状に対応した円筒形状に更に成形するストレートローラとを、含むことを特徴とする円筒状成形品の成形装置。
IPC (2件):
B21H 5/02 ,  B21H 5/00
FI (2件):
B21H 5/02 ,  B21H 5/00 F
引用特許:
審査官引用 (2件)

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