特許
J-GLOBAL ID:200903030611983966

耐摩耗性および耐欠損性のすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-063430
公開番号(公開出願番号):特開平6-246512
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 耐摩耗性および耐欠損性のすぐれた表面被覆WC基超硬合金製切削工具を提供する。【構成】 Coおよび/またはNiを主体とする金属結合相:5〜20重量%を含有し、残りがWCを主体とする硬質相からなるWC基超硬合金基体の表面に、TiC、TiN、TiCN、TiCO、TiNO、TiCNO、およびAl2 O3 のうちの1種の単層または2種以上の複層からなる硬質被覆層を1〜15μmの平均層厚で形成してなる表面被覆WC基超硬合金製切削工具において、上記硬質被覆層に、表面側上方部分と基体側下方部分とでクラック分布密度が異るショットピーニング形成クラックを存在させ、かつ前記クラック分布密度を、前記表面側上方部分に比して前記基体側下方部分の方を高くしてなる。
請求項(抜粋):
Coおよび/またはNiを主体とする金属結合相:5〜20重量%を含有し、残りが炭化タングステンを主体とする硬質相からなる炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、Tiの炭化物、窒化物、炭窒化物、炭酸化物、窒酸化物、および炭窒酸化物、並びに酸化アルミニウムのうちの1種の単層または2種以上の複層からなる硬質被覆層を1〜15μmの平均層厚で形成してなる表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具において、上記硬質被覆層には、表面側上方部分と基体側下方部分とでクラック分布密度が異るショットピーニング形成クラックが存在し、前記クラック分布密度は、前記表面側上方部分に比して前記基体側下方部分の方が高いことを特徴とする耐摩耗性および耐欠損性のすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C04B 35/56 ,  C23C 16/30
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る