特許
J-GLOBAL ID:200903030621629532

ピッチチェンジャ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-297289
公開番号(公開出願番号):特開平9-114458
出願日: 1995年10月23日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 楽音信号の読み出し位置が楽音信号記憶手段の領域の下限または上限を超えた場合に読み出した楽音信号が滑らかにつながるようにする制御処理を簡単化させ、これにより装置の構成を単純化し、コストの低減化を図ることが可能なピッチチェンジャを提供する。【解決手段】 入力された楽音信号を遅延用RAMに書き込み、第1および2の読み出し位置からそれぞれ既に書き込まれた楽音信号を読み出してピッチをチェンジするピッチチェンジャにおいて、第1の読み出し位置が遅延用RAMの領域を超えた場合(たとえば時刻t3)には、この時刻の読み出しアドレスRA2の値が検出され(このアドレス値を「アドレスLt3」とする)、Lt3からA(オフセット値)を減算した結果(Lt3-A)が、現在の楽音信号のピッチに対応するアドレスの整数倍となるように値Aが決定され、このオフセットAが読み出しアドレスRA1に加算される。すなわち、時刻t3の読み出しアドレスRA1の値は値Aとなり、読み出しアドレスRA1は、値Aを初期値として時間の経過に従って増加していく。
請求項(抜粋):
入力された楽音信号を楽音信号記憶手段に書き込む楽音信号書き込み手段と、該書き込まれた楽音信号を第1の読み出し位置から読み出す第1の読み出し手段と、該第1の読み出し位置と異なる第2の読み出し位置から前記書き込まれた楽音信号を読み出す第2の読み出し手段と、変更指示されたピッチに応じて前記第1および2の読み出し位置を順次変更する読み出し位置変更手段と、該変更された読み出し位置が前記楽音信号記憶手段の記憶領域を超えた場合に、当該読み出し位置を該記憶領域内にジャンプさせる読み出し位置ジャンプ手段と、該ジャンプされまたは前記変更された第1または2の読み出し位置から前記第1および2読み出し手段により読み出した楽音信号を混合して前記入力された楽音信号のピッチを変更するピッチチェンジャにおいて、前記読み出し位置ジャンプ手段によりジャンプさせる読み出し位置とジャンプさせない方の読み出し位置との差が前記入力された楽音信号の周期の整数倍となるように、そのジャンプ先の読み出し位置を決定する読み出し位置決定手段を有することを特徴とするピッチチェンジャ。
IPC (2件):
G10H 1/043 ,  G10L 3/02
FI (2件):
G10H 1/043 A ,  G10L 3/02 C
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開平4-289900
  • ディジタルオーディオ信号のピッチ変換器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-099650   出願人:三菱電機株式会社
  • カラオケ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-333800   出願人:松下電器産業株式会社
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審査官引用 (2件)

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