特許
J-GLOBAL ID:200903030625209678

ターボチャージャ用回転支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-287855
公開番号(公開出願番号):特開2002-098158
出願日: 2000年09月22日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】【課題】 回転抵抗(回転トルク)が小さく、低振動、低騒音のターボチャージャ用回転支持装置を実現する。【解決手段】 ターボチャージャ用回転支持装置を構成する玉軸受25の外輪軌道9aの断面形状の曲率半径r9aを、各玉13の直径d13の52〜54%とする。又、内輪軌道11aの断面形状の曲率半径r11a を、上記各玉13の直径d13の53〜55%とする。更に、これら各玉13の接触角αを、8〜20°とする。この結果、これら各玉13の転動面と外輪軌道9a及び内輪軌道11aとの接触部の接触面積が小さくなると共に、この接触部で生じる滑りが小さくなり、上記課題を解決できる。
請求項(抜粋):
その一端部にタービンを、その他端部にインペラを、それぞれ固定した回転軸を、軸受ハウジングの内側に回転自在に支持する為、これら回転軸の両端部外周面と軸受ハウジングの内周面との間に、その内周面に外輪軌道を有する外輪と、その外周面に内輪軌道を有する内輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の玉とを備えた玉軸受を、互いに接触角の方向を逆にした状態で設け、少なくとも何れかの玉軸受の外周面と上記軸受ハウジングの内周面との間と、この軸受ハウジングの外周面とこの軸受ハウジングを納めるケーシングの内周面との間との、少なくとも何れかの間に設けた円環状の隙間空間に潤滑油を送り込み、この隙間空間をこの潤滑油で満たす事により上記回転軸の振動を減衰自在とすると共に、上記隙間空間に送り込まれた上記潤滑油の一部を上記玉軸受に向けて供給する事により、この玉軸受の潤滑を行なう様に構成したターボチャージャ用回転支持装置に於いて、上記隙間空間から潤滑油を送り込まれる玉軸受に関して、上記外輪軌道の断面形状の曲率半径を上記各玉の直径の52〜54%とすると共に、同じく内輪軌道の断面形状の曲率半径を上記各玉の直径の53〜55%とし、同じく上記接触角を8〜20°とした事を特徴とするターボチャージャ用回転支持装置。
IPC (3件):
F16C 33/58 ,  F02B 39/00 ,  F16C 33/66
FI (3件):
F16C 33/58 ,  F02B 39/00 J ,  F16C 33/66 Z
Fターム (15件):
3G005EA16 ,  3G005FA04 ,  3G005FA14 ,  3G005FA31 ,  3G005FA41 ,  3G005GB55 ,  3J101AA02 ,  3J101AA42 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA53 ,  3J101BA54 ,  3J101CA07 ,  3J101FA01 ,  3J101GA29
引用特許:
審査官引用 (2件)

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