特許
J-GLOBAL ID:200903030684121326
濾過速度決定方法及び濾過速度候補評価装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
村瀬 裕昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-125197
公開番号(公開出願番号):特開2004-329982
出願日: 2003年04月30日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】定速濾過処理を行うときの濾過速度を効率的に決定する。【解決手段】濾過膜の初期特性を用いて選択した濾過速度候補で1回目の濾過処理を行うとき濾過開始圧力pm,1,1を決定する。濾過ケークの圧縮特性を用いて濾過圧力が濾過開始圧力pm,1,1から設定値pxまで上昇する間に要したエネルギ量と処理水量を算出する。そのエネルギ量に物理洗浄に要したエネルギ量を加算し、その処理水量から物理洗浄に用いた処理水量を減算して、1濾過サイクルのエネルギ量と処理水量を算出する。物理的洗浄による濾過膜の膜閉塞特性を用いて2回目の濾過サイクルの濾過開始圧力pm,1,2を決定する。以下、同様に2回目以降の濾過サイクルのエネルギ量と処理水量を算出する。各濾過サイクルのエネルギ量と処理水量が算出されると、それらの和からエネルギ効率を算出する。エネルギ効率から選択した濾過速度候補を評価する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
定速濾過処理時の濾過圧力が設定値を超えるときに膜洗浄処理を行うことで、定速濾過処理と膜洗浄処理からなる濾過サイクルが繰返し行われる膜濾過装置において濾過速度を決定する方法であって、
濾過ケークの圧縮特性を取得する工程と、
濾過膜の初期特性を取得する工程と、
濾過速度と物理的洗浄による膜閉塞特性の関係を取得する工程と、
濾過速度候補群の中から1の濾過速度候補を選択する工程と、
取得された濾過膜の初期特性を用いて、選択された濾過速度候補で定速濾過処理を行うときの1回目の濾過サイクルにおける濾過開始圧力を決定する第1決定工程と、
取得された濾過ケークの圧縮特性を用いて、決定された濾過開始圧力から選択された濾過速度候補で定速濾過処理を行うときの被処理水供給圧力の経時変化を求め、その被処理水供給圧力の経時変化から1濾過サイクル当りのエネルギ量と処理水量を算出する第1算出工程と、
取得された濾過速度と物理的洗浄による膜閉塞特性との関係を用いて、膜洗浄処理後の濾過サイクルにおける濾過開始圧力を決定する第2決定工程と、
濾過開始圧力が第1所定値を超えるまで第1算出工程と第2決定工程を繰り返し行い、エネルギ量の和と処理水量の和を算出する第2算出工程と、を有する濾過速度決定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (18件):
4D006GA07
, 4D006HA22
, 4D006JA39Z
, 4D006JA71
, 4D006KA03
, 4D006KC01
, 4D006KC16
, 4D006KD08
, 4D006KD24
, 4D006KE06P
, 4D006KE06Q
, 4D006KE24Q
, 4D006MA02
, 4D006MC03
, 4D006PA01
, 4D006PB02
, 4D006PB08
, 4D006PB21
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