特許
J-GLOBAL ID:200903030691941541

無段変速式作業車両の制御構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-068663
公開番号(公開出願番号):特開平11-264465
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 HST搭載型の作業車両では、HST油圧ポンプの可動斜板を、HST操作レバー(主変速レバー)にて人為的に設定するが、設定した斜板位置の時に、負荷や油温等の条件が変動することによって、必ずしも一定のHST出力軸の回転数が得られず、想定した車速が得られないという問題がある。【解決手段】 HST回転数設定器23を設けて、HST操作レバー9の設定位置に対応して回転数を設定し、該設定値HRと、HST回転数センサS2の検出値KRとを比較し、一定値(▲HR)より大きい誤差があれば、斜板制御モータ8を用いて、HST油圧ポンプPの可動斜板を移動させ、HST出力軸3bを増減速し、その回転数を設定値に近づける。但し、検出値KRがHR-▲HRより低い場合において、過負荷状態や、機関回転数が設定機関数より一定以上低い場合には、HST出力軸3bの増速制御を停止する。
請求項(抜粋):
少なくとも、無段変速装置及びその制御機構を備え、該無段変速装置の制御機構は、少なくとも、変速位置設定手段と、変速位置検出手段と、変速位置補正手段と、該変速位置設定手段の設定値に対応して無段変速装置の出力軸の回転数を設定する変速出力回転数設定手段と、変速出力回転数検出手段とを具備するものとした無段変速式作業車両において、前進設定時で、設定変速出力回転数と検出変速出力回転数との間に誤差が生じた場合に、これを是正すべく、前記変速位置補正手段を用いて、無段変速装置の出力軸制御を行うよう構成されたことを特徴とする無段変速式作業車両の制御構造。
IPC (3件):
F16H 61/40 ,  B60K 41/16 ,  F02D 29/00
FI (3件):
F16H 61/40 P ,  B60K 41/16 ,  F02D 29/00 B
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • 特開昭61-021833
  • 特開昭62-015131
  • 特開昭62-015131
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