特許
J-GLOBAL ID:200903030724801635

通信機器の分別回収方法と装置並びに回収基板部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸岡 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-365250
公開番号(公開出願番号):特開2001-179221
出願日: 1999年12月22日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 廃携帯電話機等通信機器の分別回収処理法であって、非処理材を必要以上に細粒化することなく、焼却処理を取り入れることなく、有価金属を基板部態で物理的にかつ濃縮的に分別できる簡単な処理方法及び装置の提供。【解決手段】 通信機器本体をボールミルに投入して粗く破砕して基板部とケース部とに解体分離させ、引続き、常磁力磁選機と高磁力磁選機との2段で磁選処理して磁着物を精鉱とし、非磁着物を渦電流選別機にかける。渦電流選別機では、ロータを回転させずにフィードベルトの回転速度を早くし、非磁性のケース部のプラスチック・ガラス類(尾鉱)に慣性力を付与して遠方に飛ばし、磁性を有する基板部(精鉱)をロータの吸引力で手前側に落下させて分離する。得られた尾鉱は、さらに振動スクリーンにかけ、金属類の多い篩下分を精鉱として回収する。基板部態精鉱による金属類の回収率は90重量%を超える。
請求項(抜粋):
通信機器を衝撃型破砕機に投入して金属類を多く含む基板部とプラスチック・ガラス類を主体とするケース部との分離解体物を得る解体工程と、該解体工程からの分離解体物を磁気・慣性選別機に供給し、該磁気・慣性選別機における磁石の吸引力が作用する磁着物と運動慣性力を付与された非磁着物とを落下位置により分別する磁気・慣性選別工程とからなり、前記磁気・慣性選別工程からの磁着物を金属類を含む基板部として回収することを特徴とする通信機器の分別回収方法。
IPC (4件):
B09B 3/00 ZAB ,  B03C 1/00 ,  B03C 1/23 ,  B09B 5/00
FI (4件):
B03C 1/00 B ,  B09B 3/00 ZAB Z ,  B03C 1/24 A ,  B09B 5/00 L
Fターム (7件):
4D004AA22 ,  4D004BA05 ,  4D004CA02 ,  4D004CA04 ,  4D004CA08 ,  4D004CA09 ,  4D004CB13
引用特許:
審査官引用 (3件)

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