特許
J-GLOBAL ID:200903030731134725

車両用シートの回動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-275120
公開番号(公開出願番号):特開2008-094148
出願日: 2006年10月06日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
【課題】車両用シートをフロア面に倒し込んだ際にかかるシートとフロア側の面との接触時の負荷を軽減する。【解決手段】シート1をフロアFに対して起倒回動可能に支持する回動機構80である。固定部材82と可動部材81と巻きばね84とを有する。シート1には体重検知センサ7が配設されていると共にストライカSに係脱可能なロック装置5が配設されている。ロック装置5はストライカSに押込まれることで係合状態となる押込み式のロック構造となっている。可動部材81と固定部材82との連結は粘性流体を用いたロータリーダンパ90を介して行われている。ロータリーダンパ90はシート1が起倒回動する双方向の動きに対して制動作用力を及ぼし、シート1を倒し込む回動方向に対して働く制動作用力が起こし上げる回動方向に対して働く制動作用力よりも大きくなっている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両のフロアに対してシートを起倒回動可能に支持する車両用シートの回動機構であって、 前記フロアと一体的に配設された固定部材と、 該固定部材に相対回動可能に連結され前記シートと一体的に配設された可動部材と、 該可動部材を前記固定部材に対して前記シートをフロア面から起こし上げる回動方向に附勢力を及ぼすことのできる配設状態とされたバネ部材と、を有し、 前記シートには、前記フロア上に設置された係合部材に対して係脱させることのできるロック部材が配設されており、 該ロック部材と係合部材との係合構造は、前記ロック部材を係合部材に押込む押圧力をかけることで互いが押込まれて係合状態となる押込み式のロック構造となっており、 前記シートをフロアに対して起倒回動可能に支持する可動部材と固定部材との連結は、粘性流体を用いたロータリーダンパを介して行われており、 該ロータリーダンパは、前記シートが起倒回動する双方向の動きの角速度に比例して、双方向にトルクを発生させて制動作用力を及ぼすことのできる構成となっていて、前記シートをフロア面に倒し込む一の回動方向に対して働く制動作用力が前記シートをフロア面から起こし上げる他の回動方向に対して働く制動作用力よりも大きくなっていることを特徴とする車両用シートの回動機構。
IPC (2件):
B60N 2/30 ,  B60N 2/44
FI (2件):
B60N2/30 ,  B60N2/44
Fターム (3件):
3B087CA12 ,  3B087CB12 ,  3B087DE08
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 車両のシート装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-138873   出願人:マツダ株式会社
  • 車両用シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-427061   出願人:トヨタ紡織株式会社, 株式会社ソミック石川, トヨタ車体株式会社
  • 車両用シート組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-407619   出願人:カルソニックカンセイ株式会社
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