特許
J-GLOBAL ID:200903030734247385

十字軸継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-169847
公開番号(公開出願番号):特開2004-011871
出願日: 2002年06月11日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】十字軸継手に備えるころ軸受を密封するシールについて、当該シールを損傷させにくくしたうえで十分な密封性能を確保する。【解決手段】十字軸2のトラニオン21の付け根側の肩部22に装着されるシール9について、その環状芯金91の大径円筒部96は、アウターリップ92を外径側から非接触に覆ったうえで、ころ軸受3の外輪カップ6と径方向で非接触に重なり、オーバーラップ領域97を形成している。これにより、リップ92,93に泥水などが直接かからなくなる。しかも、これらリップ92,93と合わせて三段の密封構造を形成しているから、泥水などがより一層侵入しにくくなり、シール9の性能が向上する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
平行に対向する一対の突片を有する2つのヨーク個々に対して、ころ軸受を介して十字軸に備える4つのトラニオンが取り付けられる十字軸継手であって、 前記各トラニオンの付け根側肩部に対して装着されて前記ころ軸受を密封するシールを有し、 前記ころ軸受が、有底円筒形でかつ開口側に径方向内向きのフランジを有する外輪カップと、外輪カップの内周面と前記十字軸の各トラニオン外周面との間に介装される複数のころとを有し、 前記シールが、前記トラニオンの付け根側外周に対して嵌合装着される環状芯金と、この環状芯金に被着されて前記外輪カップのフランジに対して接触させられるリップとを有し、 前記環状芯金に、前記リップを外径側から覆ったうえで、前記外輪カップとの間で密封作用を発揮する非接触密封部を作る円筒部が設けられている、十字軸継手。
IPC (1件):
F16D3/41
FI (1件):
F16D3/41 E
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 自在継手用のスラストワッシャ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-276696   出願人:デーナコーポレイション
  • 特公昭45-030495
  • 特公昭50-039774
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