特許
J-GLOBAL ID:200903030811577806

高ドローダウン押出し方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-503493
公開番号(公開出願番号):特表平8-512002
出願日: 1994年06月03日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】ドローダウン率が高い熱可塑性組成物を低いネックインおよび高い耐ドローリゾナンス性を持たせて押出す方法、並びに基質の押出しコーティング方法および押出しキャストフィルムの製造方法を開示する。少なくとも1種の実質的に線状であるエチレンポリマーを単独で用いるか或は少なくとも1種の高圧エチレンポリマーおよび/または少なくとも1種の不均一線状オレフィンポリマーと組み合わせて用いることで、この熱可塑性組成物を製造する。
請求項(抜粋):
熱可塑性組成物を用いて基質の押出しコーティングを行うか或はキャストフィルムを製造する方法であって、(i)少なくとも1つの押出し機に熱可塑性組成物を供給し、(ii)この熱可塑性組成物を溶融混合して均一に溶融したポリマー流れを少なくとも1つ生じさせ、(iii)この溶融したポリマー流れをダイスに通して押出すことで主要ウエブを生じさせる段階を含み、ここでの改良が、(i)上記押出し機を152メートル/分以上のライン速度で運転し、そして (a)上記ウエブを上記基質上にドローダウンし、それによって、上記熱可塑性組成物の少なくとも1つの層で上記基質を被覆するか、或は (b)上記ウエブを冷却してテイクオフデバイス上にドローダウンすることにより、上記熱可塑性組成物の少なくとも1つの層を用いて上記フィルムを製造すること、(ii)次に行う使用で、上記被覆された基質または上記フィルムを輸送または集めること、そして(iii)上記熱可塑性組成物として、 (I)(a)メルトフロー比I10/I2が≧5.63であり、 (b)方程式:Mw/Mn≦(I10/I2)-4.63で定義される分子量分布Mw/Mnを有し、 (c)表面メルトフラクチャーが起こり始める時の臨界せん断速度が、ほぼ同じI2とMw/Mnを有する線状オレフィンポリマーの表面メルトフラクチャーが起こり始める時の臨界せん断速度より、少なくとも50%大きく、かつ (d)示差走査熱量計を用いて測定したとき単一の溶融ピークを示す、として特徴づけられる少なくとも1種の実質的に線状であるエチレンポリマーが10から100重量%であり、そして (II)不均一な線状エチレンポリマーおよび高圧エチレンポリマーから成る群から選択される少なくとも1種のポリマーが0から90重量%である、組成物を用いること、を含む方法。
IPC (3件):
B29C 47/02 ,  B29C 47/88 ,  B29K 23:00
FI (2件):
B29C 47/02 ,  B29C 47/88
引用特許:
審査官引用 (4件)
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