特許
J-GLOBAL ID:200903030843568035
光学樹脂レンズの製造装置及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 芳樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-397931
公開番号(公開出願番号):特開2003-191296
出願日: 2001年12月27日
公開日(公表日): 2003年07月08日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、成形時において樹脂製光学レンズの表面に発生する傷を抑制するようにした光学樹脂レンズの製造装置を提供する。【解決手段】 光学樹脂レンズの製造装置1は、成形品Cを装置1外へ取り出すにあたり、光学レンズLの表面と第1のエジェクタピン11における光学レンズ成形部8の壁面との接触状態を解除して、光学レンズ成形部8から光学レンズLを剥離させる必要がある。そこで、第1及び第2のエジェクタピン11,12で光学レンズL及びランナーRをそれぞれ保持した状態から、第1のエジェクタピン11のみを降下させる。これによって、第2のエジェクタピン12でランナーRを保持した状態を維持しながら、光学レンズLを、その光軸に沿うように剥離させることができる。その結果、光学レンズLの表面と光学レンズ成形部8の壁面との擦れ合いが起こり難く、光学レンズLの表面に擦り傷が発生しがたくなることが種々の実験により確かめられた。成型時に発生する擦り傷は、光学レンズLの小型化を促進しようとする場合に特に問題となる。
請求項(抜粋):
第1の金型部に設けられた第1のキャビティ部と第2の金型部に設けられた第2のキャビティ部との協働によって形成されたキャビティは、光学レンズ成形部と前記光学レンズ成形部に連通するランナー成形部とを有し、前記キャビティ内に充填した樹脂によって、光学レンズとランナーとをもった成形品を成形するための光学樹脂レンズの製造装置において、前記第1の金型部に設けられると共に、先端部に前記光学レンズ成形部を有する第1のエジェクタピンと、前記第1の金型部に設けられると共に、前記ランナーを前記ランナー成形部から突き出す第2のエジェクタピンと、前記第1及び第2のエジェクタピンで前記光学レンズ及び前記ランナーをそれぞれ突き出して保持させ、その状態から、前記光学レンズ成形部をもった前記第1のエジェクタピンのみを降下させるエジェクタ機構部とを備えたことを特徴とする光学樹脂レンズの製造装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
4F202AH74
, 4F202AM32
, 4F202CA11
, 4F202CB01
, 4F202CM02
, 4F202CM09
引用特許:
審査官引用 (5件)
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プラスチックレンズ成形用の射出成形用金型
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-033415
出願人:オリンパス光学工業株式会社
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特開平2-164509
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射出成形金型
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-285105
出願人:キヤノン株式会社
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特開平2-164509
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射出成形装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-191401
出願人:マツダ株式会社
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