特許
J-GLOBAL ID:200903030876482411

活性薬輸送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  渡邊 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-029752
公開番号(公開出願番号):特開2007-153907
出願日: 2007年02月08日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
【課題】細胞膜または脂質二重層を通して生物学的活性薬を送達する方法の提供。【解決手段】a)天然のコンホメーション状態、変性コンホメーション状態、及び、コンホメーション的に天然及び変性状態の中間にあり天然状態に変換可能な中間コンホメーション状態で存在しうる生物学的活性薬を準備し、b)この生物学的活性薬を複合体形成摂動剤に曝露して、該生物学的活性薬を可逆的に中間状態に変換させて送達可能な超分子複合体を形成し、c)膜または二重層を前記超分子複合体に曝露し、生物学的活性薬を膜または二重層を通して送達する工程からなる。この摂動剤は、約150から約600ダルトンの分子量を持ち、少なくとも1つの疎水性部位と少なくとも1つの親水性部位を有する。上記(a)及び(b)の工程からなる経口投与可能な生物学的活性薬の調製方法も、経口送達用組成物と同様に提供する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
細胞膜または脂質二重層を通して生物学的活性薬を輸送する方法であって、 (a)天然のコンホメーション状態、変性コンホメーション状態、及び、コンホメーション的に天然及び変性状態の中間にあり天然状態に変換可能な中間コンホメーション状態で存在しうる生物学的活性薬を準備し、 (b)この生物学的活性薬を複合体形成摂動剤(complexing perturbant)に曝露して、該生物学的活性薬を可逆的に中間状態に変換させて輸送可能な超分子複合体(supramolecular complex)を形成し、 前記摂動剤は、約150から約600ダルトンの分子量を持ち、少なくとも1つの疎水性部位と少なくとも1つの親水性部位を有し、 前記超分子複合体は、前記生物学的活性薬に非-共有結合で複合体形成した摂動剤を含有し、 前記生物学的活性薬は摂動剤と相互作用した後は微小球を形成せず、 (c)前記膜または二重層を、前記超分子複合体に曝露して、前記生物学的活性薬を前記膜または二重層を通して輸送することからなる方法。
IPC (4件):
A61K 47/48 ,  A61K 47/42 ,  A61K 47/18 ,  A61K 47/12
FI (4件):
A61K47/48 ,  A61K47/42 ,  A61K47/18 ,  A61K47/12
Fターム (17件):
4C076AA09 ,  4C076AA95 ,  4C076BB01 ,  4C076CC03 ,  4C076CC21 ,  4C076DD41 ,  4C076DD51 ,  4C076EE41 ,  4C084AA03 ,  4C084DA22 ,  4C084DB31 ,  4C084DB34 ,  4C084MA21 ,  4C084MA52 ,  4C084NA13 ,  4C084ZB03 ,  4C084ZC35
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-140026
  • 特開昭57-146721
  • 活性薬輸送システム
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-514159   出願人:エミスフェアーテクノロジーズインク
引用文献:
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