特許
J-GLOBAL ID:200903030892562123

車両のシート装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-050962
公開番号(公開出願番号):特開平11-245695
出願日: 1998年03月03日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】車室のほぼ全体にわたってフラットなフロア面が形成される形式の車両において、車室内に配置された全シートの配置、姿勢、あるいは格納状態等を考慮して車室空間全体の利用性および機能性を向上させることができる車両のシート装置を提供する。【解決手段】後列シートを格納パンの中に収容することにより中央列シート12、13の後方の車室空間を広くとることができる。これによって、サイドドアの側に助手席後方から車室空間の端部に至る長い領域でフロア面と面一のフラットな広い面が形成されるので、サイドドア19の開口を介してたとえばスキーなどの長い大きなものを収容できるとともに、容易に出し入れすることができる。後列シート14を格納状態において中央列シート12、13を取り外ことによって、前列シートの後側には、車室の全幅にわたって車室の後端までフロア面のレベルのフラットな広い空間を形成することができる。このような広い空間は従来の乗用車では実現できないものであり、貨物車両に近い使用法も可能となる。
請求項(抜粋):
ほぼ車室内の全体にわたってフラットに形成されたフロア面と、該フロア面上に前後方向に配置される前列シート、中央列シート、および後列シートと、後列シートの後部にフロア面レベルから下方に広がるシート格納パンと、を備え、前記前列シートは、車幅方向に間隔をおいて配置されており、中央列シートは、少なくとも車幅方向に移動可能な1つのシートを含む複数のシートからなり、前記後列シートがシート格納パンに格納された状態において、中央列シートの後側から車室後端までほぼ車室の全幅にわたって連続するフロア面とほぼ同じレベルのフラットな面が形成されるとともに、前記中央列シートを車幅方向の一方の側に片寄せて配置したとき前列シートの後端から車室空間の後端にわたって連続的するほぼフロア面と同じレベルのフラットな面が形成され、さらに、中央列シートを車幅方向の中央部に間隔できるように配置したとき、車室の中央部に前端から後端にわたり連続して延びるほぼフロア面と同じレベルのフラットな面が形成されるようになっていることを特徴とする車両のシート装置。
IPC (2件):
B60N 2/32 ,  B60N 2/36
FI (2件):
B60N 2/32 ,  B60N 2/36
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特開昭61-037547
  • 車両用シートの収納構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-014646   出願人:本田技研工業株式会社
  • 着脱シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-116611   出願人:シロキ工業株式会社
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