特許
J-GLOBAL ID:200903030907765638

スイッチング電源回路、スイッチングコンバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 脇 篤夫 ,  鈴木 伸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-365989
公開番号(公開出願番号):特開2006-174650
出願日: 2004年12月17日
公開日(公表日): 2006年06月29日
要約:
【課題】 力率改善を図るワイドレンジ対応のスイッチング電源回路として、回路構成部品及び回路製造コストの削減を図る。【解決手段】 商用交流電源ACについての整流出力電圧V1について各スイッチング素子がスイッチング動作を行うように構成し、その上で制御回路1における位相補償コンデンサCt2の追加により整流平滑電圧Eiの平均値について安定化を行うようにする。これによって力率の改善が図られる。また、二次側に対しても直列共振回路(N2-C2)を設け、絶縁コンバータトランスPITにおける一次側と二次側の結合係数kを所定以下(例えばk=0.65程度以下)に低下させることで、安定化に必要なスイッチング周波数の制御範囲の縮小化が図られ、ワイドレンジ対応が実現される。これによって力率改善とワイドレンジ対応を図る構成として従来のアクティブフィルタを省略できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
商用交流電源を入力して整流動作を行うことで整流出力電圧を生成する整流手段と、 上記整流手段により生成された上記整流出力電圧を入力してスイッチングを行うスイッチング素子を備えて形成したスイッチング手段と、 上記スイッチング素子をスイッチング駆動するスイッチング駆動手段と、 少なくとも、上記スイッチング手段のスイッチング動作により得られるスイッチング出力が供給される一次巻線と、該一次巻線に得られたスイッチング出力により交番電圧が励起される二次巻線とを巻装して形成される絶縁コンバータトランスと、 少なくとも、上記絶縁コンバータトランスの一次巻線の漏洩インダクタンス成分と上記一次巻線に直列接続された一次側直列共振コンデンサのキャパシタンスとによって形成されて第1の共振周波数が設定され、上記スイッチング手段の動作を電流共振形とする一次側直列共振回路と、 少なくとも上記絶縁コンバータトランスの二次巻線の漏洩インダクタンス成分と、この二次巻線に直列接続される二次側直列共振コンデンサのキャパシタンスとによって形成されて、第2の共振周波数が設定される二次側直列共振回路と、 上記二次巻線に得られる交番電圧について整流動作を行って、その整流出力を二次側平滑コンデンサにより平滑化して整流平滑電圧を生成する整流平滑電圧生成手段と、 上記整流平滑電圧の平均値に応じて上記スイッチング駆動手段を制御して、上記スイッチング手段のスイッチング周波数を可変することで、上記整流平滑電圧についての定電圧制御を行うように構成された定電圧制御手段と、を備えて、 一次側と二次側との結合係数が、上記一次側直列共振回路と上記二次側直列共振回路とを有して形成される電磁結合形共振回路についての、上記スイッチング周波数を有する周波数信号の入力に対する出力特性が単峰特性となる所定以下となるようにして、上記絶縁コンバータトランスのコアの所定位置に形成されるギャップ長が設定されているスイッチングコンバータを備えると共に、 さらに、上記スイッチングコンバータにおいて生成された上記整流平滑電圧を直流電源として入力してDC/DC電力変換を行うことで、二次側直流出力電圧を生成するDC/DCコンバータを備える、 ことを特徴とするスイッチング電源回路。
IPC (1件):
H02M 3/28
FI (1件):
H02M3/28 Q
Fターム (18件):
5H730AA04 ,  5H730AA15 ,  5H730AA18 ,  5H730AS01 ,  5H730BB26 ,  5H730BB27 ,  5H730BB62 ,  5H730BB80 ,  5H730CC04 ,  5H730DD04 ,  5H730DD16 ,  5H730DD26 ,  5H730EE04 ,  5H730EE07 ,  5H730EE59 ,  5H730FD01 ,  5H730FF19 ,  5H730FG09
引用特許:
出願人引用 (1件)

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