特許
J-GLOBAL ID:200903030940720348

流動層熱反応装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 勇 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-356969
公開番号(公開出願番号):特開平9-236227
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 不燃物を混入した焼却物に対し、均一でかつ完全な燃焼又はガス化し、不燃物の分離排出を容易に且つスムーズに行うことができる流動層熱反応装置。【解決手段】弱散気装置2と、強散気装置3と、不燃物取出口8とが炉内底部に配置され、強散気装置3は流動媒体の上向流を形成するように流動化ガスを供給可能であり、不燃物取出口8へ向かう傾斜面を備え、弱散気装置2は強散気装置3に隣接して配置され、弱流動化域17として流動媒体の沈降流を形成するように流動化ガスを供給可能であり、さらに不燃物取出口8へ向かって強散気装置3よりも角度の大きな下降傾斜面を備え、不燃物取出口8はその内面に流動化ガスを吹き出し、それによって、流動媒体の沈降流の形成を促進させるようにし、弱流動化域17及び22の上方には可燃物供給口を配置して、弱流動化域へ焼却物10を落下させ、沈降流に呑込ませる。
請求項(抜粋):
不燃分を含む可燃物が燃焼される流動層熱反応装置であって、それぞれ多数の流動化ガス供給孔を備える弱散気装置と、強散気装置と、不燃物取出口とが炉内底部に配置され、強散気装置は流動媒体に比較的大きな流動化速度を与え流動媒体の上向流を形成するように流動化ガスを供給可能であるとともに、不燃物取出口へ向かう傾斜面を備え、弱散気装置は強散気装置に隣接して配置され、流動媒体に比較的小さな流動化速度を与えて流動媒体の沈降流を形成するように流動化ガスを供給可能であり、さらに不燃物取出口へ向かって強散気装置よりも角度の大きな下降傾斜面を備え、 不燃物取出口は弱散気装置に隣接して配置され、その内面に流動化ガスを吹き出し、該流動化ガスによって不燃物取出口上方を弱流動化域とし、流動媒体の沈降流を形成させるようにし、弱流動化域の上方には可燃物供給口を配置して、弱流動化域へ可燃物を落下させ、沈降流に呑込ませるように構成したことを特徴とする流動層熱反応装置。
IPC (3件):
F23G 5/30 ZAB ,  F23C 7/02 301 ,  F23C 11/02 312
FI (3件):
F23G 5/30 ZAB B ,  F23C 7/02 301 ,  F23C 11/02 312
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 流動床焼却炉
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-289377   出願人:株式会社荏原製作所
  • 特開平2-057813
  • 特開平4-217708
全件表示

前のページに戻る