特許
J-GLOBAL ID:200903030942504995

複数波長用回折格子および複数波長用回折格子を用いた光ピックアップ装置ならびに光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-150024
公開番号(公開出願番号):特開2004-354539
出願日: 2003年05月28日
公開日(公表日): 2004年12月16日
要約:
【課題】光量損失や波面収差の増大をもたらさず、しかも光の透過率を上げることを可能とすること。【解決手段】この複数波長用回折格子10は、断面形状が周期的な凹凸からなり、この凹凸の繰り返し方向と直角となる奥行き方向に細長く形成された第1の格子領域11と、同様の構成であって第1の格子領域11の凹部の溝深さと異なる深さに設定された凹部を有する第2の格子領域12とを、交互に配置することで縞模様状に構成し、第1の格子領域11は第1の波長の入射光を透過させると共に、第1の波長と波長が異なる第2の波長の入射光を回折させ、第2の格子領域12は、第2の波長の入射光を透過させると共に、第1の波長の入射光を回折させるように、両格子領域11,12の各凹部の溝深さが設定されている。また、光ピックアップ装置や光ディスク装置は、このような複数波長用回折格子10を用いている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
断面形状が周期的な凹凸からなり、この凹凸の繰り返し方向と直角となる奥行き方向に細長く形成された第1の格子領域と、断面形状が周期的な凹凸からなり上記第1の格子領域の凹部の溝深さと異なる深さに設定された凹部を有する細長く形成された、上記凹凸の繰り返し方向と直角となる奥行き方向に細長く形成された第2の格子領域とを、上記凹凸がすべて同一面側となるように、かつ光の入射方向に対して直角となる方向に交互に配置することで縞模様状に構成し、 上記第1の格子領域は第1の波長の入射光を透過させると共に、上記第1の波長と波長が異なる第2の波長の入射光を回折させ、上記第2の格子領域は、上記第2の波長の入射光を透過させると共に、上記第1の波長の入射光を回折させるように、上記両格子領域の各凹部の溝深さが設定されていること、 を特徴とする複数波長用回折格子。
IPC (2件):
G02B5/18 ,  G11B7/135
FI (3件):
G02B5/18 ,  G11B7/135 A ,  G11B7/135 Z
Fターム (8件):
2H049AA03 ,  2H049AA57 ,  2H049AA66 ,  5D789AA41 ,  5D789AA43 ,  5D789BA01 ,  5D789EC39 ,  5D789FA08
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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