特許
J-GLOBAL ID:200903030952687605

回線状態適応型通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-139830
公開番号(公開出願番号):特開平11-331296
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 移動機間のデータ通信を回線状態に応じて効率よく行えるようにする。【解決手段】 移動機100、200の変調回路13、23、復調回路14、24は、複数のその情報通信速度が異なる変調方式に対応可能とする。データ通信開始にあたっての送信要求を受信側へ送るときに各変調方式で既知パターンを一緒に送信し、受信側で各変調方式の誤り率を調べて、規定誤り率以下でなるべく早い情報通信速度の変調方式を選択し、これを送信側に知らせる。送信側はその知らされた変調方式でデータ送信を行うことにより、回線状態に応じた効率的な送信が行える。また、受信側から再送要求があったときは、データ送信時よりも低い情報通信速度の変調方式で再送を行うことにより、再送動作が繰り返されるのを抑止する。
請求項(抜粋):
無線回線の回線状態に応じてその情報通信速度が異なる複数の変調方法の1つを選択してデータ通信を行う回線状態適応型通信方法であって、送信側装置が送信要求を行うときには、相手側となる受信側装置のアドレスを最も遅い情報通信速度の変調方式で送出するとともに前記複数の変調方式の各々を用いて所定のパターンの信号を順次送出し、前記最も遅い情報通信速度の変調方式を受信するように待機していた受信側装置が自装置のアドレスを受信すると、続けて送られてくる前記所定のパターンを各変調方式に応じた復調方式で復調したのちその各々の誤り率を検出し、その検出した誤り率が予め定められた規定値以下の変調方式の内で最も早い情報通信速度を有する変調方式を選択し、該選択した変調方式でもってその変調方式を示す変調方式パターンを含む回線応答を前記送信側装置へ送信し、該送信側装置は、前記回線応答を受信するとそのとき送られてきた変調方式パターンの示す変調方式で前記受信側装置へのデータ通信を行うことを特徴とする回線状態適応型通信方法。
IPC (3件):
H04L 27/34 ,  H04L 1/00 ,  H04L 27/18
FI (3件):
H04L 27/00 E ,  H04L 1/00 E ,  H04L 27/18 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 可変レート符号化方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-048402   出願人:国際電気株式会社
  • ファクシミリ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-271194   出願人:ブラザー工業株式会社
  • 特開昭62-284570
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