特許
J-GLOBAL ID:200903030963309246
内燃機関の燃焼状態判定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-140932
公開番号(公開出願番号):特開2007-309274
出願日: 2006年05月19日
公開日(公表日): 2007年11月29日
要約:
【課題】内燃機関の燃焼室内で混合気の燃焼に伴って発生するイオン電流を点火プラグの電極を介して検出し、その検出値に基づいて燃焼状態を判定するシステムにおいて、ノイズによる燃焼状態の誤判定を安定して防止できるようにする。【解決手段】ノイズ(コロナ放電)の発生区間に対応して設定した所定の検出区間内でイオン電流検出値iを時間積分して検出電荷量Qi を求めると共に、点火プラグ27の帯電部容量Cp と帯電電圧Vp とを乗算してノイズ電荷量Qn を求める。そして、検出電荷量Qi をノイズ電荷量Qn と比較して、検出電荷量Qi がノイズ電荷量Qn 以上であれば、燃焼イオン電流による燃焼状態の判定が可能であると判断して燃焼状態の判定を許可する。もし、検出電荷量Qi がノイズ電荷量Qn よりも少なければ、ノイズが多くて燃焼イオン電流による燃焼状態の判定が困難であると判断して、燃焼状態の判定を禁止する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室内で混合気の燃焼に伴って発生するイオン電流を点火プラグの電極を介して検出するイオン電流検出手段と、前記イオン電流検出手段のイオン電流検出値に基づいて燃焼状態を判定する燃焼状態判定手段とを備えた内燃機関の燃焼状態判定装置において、
前記イオン電流検出手段のイオン電流検出値に重畳するノイズの発生区間に対応して設定した所定の検出区間内で前記イオン電流検出値を時間積分して検出電荷量を求める電荷量検出手段と、
前記点火プラグの帯電部容量と帯電電圧とに基づいてノイズ電荷量を算出するノイズ電荷量算出手段とを備え、
前記燃焼状態判定手段は、前記検出電荷量を前記ノイズ電荷量と比較して前記イオン電流検出値に基づく燃焼状態判定の実行許可/禁止又は燃焼状態判定結果の有効/無効を判定することを特徴とする内燃機関の燃焼状態判定装置。
IPC (2件):
FI (3件):
F02P17/00 R
, F02P17/00 F
, F02D45/00 368Z
Fターム (20件):
3G019BA01
, 3G019CD06
, 3G019DB04
, 3G019DB07
, 3G019FA02
, 3G019FA06
, 3G019GA05
, 3G019GA08
, 3G384AA01
, 3G384DA04
, 3G384DA42
, 3G384EB10
, 3G384ED04
, 3G384ED07
, 3G384ED13
, 3G384FA01Z
, 3G384FA08Z
, 3G384FA36B
, 3G384FA36Z
, 3G384FA56Z
引用特許:
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