特許
J-GLOBAL ID:200903030967088600

標本用切片の作製方法、凍結ブロックの形成方法、及び包埋治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 綿貫 隆夫 ,  堀米 和春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-074925
公開番号(公開出願番号):特開2005-265470
出願日: 2004年03月16日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】凍結ブロックにナイフ等の刃物を食い込ませて薄切りして得た切片に含まれる組織切片に対して歪みや損傷を与え難い標本用切片の作製方法を提供する。【解決手段】氷晶粗大防止剤等から成るコンパウンド12b内に生物試料12aを包埋し凍結して得た、上面が平坦面に形成された所定形状の凍結ブロック12を、ナイフ10によって薄切面に沿って薄切りして、顕微鏡観察用の標本等に用いる標本用切片を作製する際に、該凍結ブロック12として、主たる部分を形成する長方形の矩形状部14aと、矩形状部14aからナイフ10の方向及びナイフ10に対して反対の方向に次第に幅狭となる三角形状の突出部14b,14cとから成り、且つ生物試料12aの全部が矩形状部14a内に位置するように、生物試料12aの位置を調整して凍結した凍結ブロック12を用いることを特徴とする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
氷晶粗大防止剤等から成るコンパウンド内に生物試料を包埋し凍結して得た、上面が平坦面に形成された所定形状の凍結ブロックを、ナイフ等の刃物によって薄切面に沿って薄切りして、顕微鏡観察用の標本等に用いる標本用切片を作製する際に、 該凍結ブロックとして、主たる部分を形成する矩形状部と、前記矩形状部から刃物の方向及び/又は前記刃物に対して反対の方向に次第に幅狭となる突出部とから成り、且つ前記生物試料の全部が矩形状部内に位置するように、前記生物試料の位置を調整して凍結した凍結ブロックを用いることを特徴とする標本用切片の作製方法。
IPC (3件):
G01N1/06 ,  G01N1/28 ,  G01N1/36
FI (4件):
G01N1/06 H ,  G01N1/06 F ,  G01N1/28 R ,  G01N1/28 K
Fターム (7件):
2G052AA28 ,  2G052AD34 ,  2G052EA03 ,  2G052EB13 ,  2G052EC03 ,  2G052FA02 ,  2G052GA31
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る