特許
J-GLOBAL ID:200903079834217482

組織切片の作製方法及びその作製装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綿貫 隆夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-098830
公開番号(公開出願番号):特開2003-294591
出願日: 2002年04月01日
公開日(公表日): 2003年10月15日
要約:
【要約】【課題】 凍結又は包埋剤によって形態が固定された生物試料のいずれにも適用でき、フィルムを生物試料に押し付けることなく組織切片をフィルムに迅速に付着できる組織切片の作製方法を提供する。【解決手段】 凍結又は包埋剤によって形態が固定された生物試料12を薄切面に沿って薄切りし、顕微鏡観察用の標本に用いる組織切片を作製する際に、該生物試料12の薄切りを開始したとき、生物試料12の薄切面の外側にカーリングする組織切片16の先端部が、生物試料12の薄切面から離れて走行するテープ32の一面側に当接し付着するように、生物試料12の薄切面とテープ32の一面側との距離及び生物試料12とテープ32との温度差の各々を調整し、テープ32の一面側に組織切片16の先端部を当接し付着した後、生物試料12から切り離された組織切片16の全体をテープ32の一面側に付着するように、組織切片16の薄切速度と同調した速度でテープ32を走行することを特徴とする。
請求項(抜粋):
凍結又は包埋固定剤によって形態が固定された生物試料を薄切面に沿って薄切りし、顕微鏡観察用の標本等に用いる組織切片を作製する際に、該生物試料の薄切りを開始したとき、前記生物試料の薄切面の外側にカーリングする組織切片の先端部が、前記生物試料の薄切面から離れて走行するフィルムの一面側に当接し付着するように、前記生物試料の薄切面と前記フィルムの一面側との距離及び前記生物試料とフィルムとの温度差の各々を調整し、前記フィルムの一面側に組織切片の先端部を当接し付着した後、前記生物試料から切り離された組織切片の全体をフィルムの一面側に付着するように、前記組織切片の薄切速度と同調した速度で前記フィルムを走行することを特徴とする組織切片の作製方法。
FI (2件):
G01N 1/06 H ,  G01N 1/06 F
Fターム (8件):
2G052AA26 ,  2G052AD32 ,  2G052EC03 ,  2G052EC22 ,  2G052GA32 ,  2G052HC21 ,  2G052HC22 ,  2G052JA04
引用特許:
審査官引用 (11件)
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