特許
J-GLOBAL ID:200903030978452835

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 貞重 和生 ,  天野 正景
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-008289
公開番号(公開出願番号):特開2004-217110
出願日: 2003年01月16日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】減速機構を構成するウォームとウォームホイールとの間での潤滑状態を改善し、歯打ち音や振動音等の不快音の発生がなく、耐久性に優れ、信頼性の高い電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】駆動歯車であるウォーム32は金属製とし、歯部表面に硬質炭素系被膜が形成されている。また、従動歯車であるウォームホイール31は金属製の芯金42の外周面にポリアミド樹脂で一体形成した円筒形の樹脂部43を設け、樹脂部43の外周面にギア歯44を形成する。ウォーム32の歯部表面の硬質炭素系被膜をプラズマCVD法、プラズマイオン注入法等により形成する。ウォーム32の歯部表面に硬質炭素系被膜を形成することで、グリースに対する濡れ性が改善され、歯車間の潤滑性を向上させることができ、従来よりも長寿命で信頼性の高い電動パワーステアリング装置を提供することができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
電動モータによる補助動力を歯車減速機構を介して車両のステアリング機構に伝達するように構成され、前記歯車減速機構は少なくとも1組の駆動歯車とこれに噛合する樹脂歯を有する従動歯車を備え、前記歯車減速機構の駆動歯車と従動歯車の間にグリースが介在する電動パワーステアリング装置において、 少なくとも前記駆動歯車は歯部表面に硬質炭素系被膜が形成されていること を特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (3件):
B62D5/04 ,  F16H1/16 ,  F16H55/06
FI (3件):
B62D5/04 ,  F16H1/16 Z ,  F16H55/06
Fターム (17件):
3D033CA04 ,  3J009DA15 ,  3J009EA06 ,  3J009EA19 ,  3J009EA23 ,  3J009EA32 ,  3J009EB06 ,  3J009EB08 ,  3J009EB14 ,  3J009FA08 ,  3J030AC01 ,  3J030BA03 ,  3J030BB02 ,  3J030BC01 ,  3J030BC02 ,  3J030BC03 ,  3J030CA10
引用特許:
審査官引用 (3件)

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