特許
J-GLOBAL ID:200903030988629482

無線信号分離方法、無線受信装置およびプログラム並びに記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-185880
公開番号(公開出願番号):特開2007-306535
出願日: 2006年07月05日
公開日(公表日): 2007年11月22日
要約:
【課題】MIMOシステムによる無線通信を行う無線通信装置の小型化、軽量化、処理遅延や消費電力量の縮小を行うことのできる、無線信号分離方法を提供する。【解決手段】無線送信装置の送信した信号の該送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素に対して、それぞれの信号検出の順番を決定し、伝搬路行列Hの列ベクトルおよび当該伝搬路行列Hと係数αと単位行列Iとを用いてG=HHH+α2Iより算出した行列Gの行ベクトルと列ベクトルとを順番リストSに従い並び替える。また行列Gを並び替えた行列から三角行列Rを導き、伝搬路行列Hの列ベクトルが並び替えられた行列を三角行列を用いて直交化することで行列Qを生成する。そして、行列Qの複素共役転置を使って受信ベクトルxをフィルタリングし、三角行列Rを用いてT個の送信信号を順次検出し、検出したT個の送信信号を順番リストに従って、元の送信された空間順番に並びなおして出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
MIMO(Multiple Input Multiple Output)システムにおいて伝搬路行列H、所定の係数α、受信信号ベクトルxを用いて受信信号の信号検出を行う無線受信装置における無線信号分離方法であって、 無線送信装置の送信した信号の該送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素に対して、それぞれの信号検出の順番を決定し、順番リストに記録し、 前記伝搬路行列Hの列ベクトルおよび当該伝搬路行列Hと前記係数αと単位行列Iとを用いてG=HHH+α2Iより算出した行列Gの行ベクトルと列ベクトルとを前記順番リストSに従い並び替え、 前記行列Gを並び替えた行列から三角行列Rを導き、前記伝搬路行列Hの列ベクトルが並び替えられた行列を前記三角行列を用いて直交化することで行列Qを生成し、 前記行列Qの複素共役転置を使って受信ベクトルxをフィルタリングし、 前記三角行列Rを用いて前記T個の送信信号を順次検出し、 前記検出したT個の送信信号を前記順番リストに従って、元の送信された空間順番に並びなおして出力する ことを特徴とする無線信号分離方法。
IPC (3件):
H04J 15/00 ,  H04J 11/00 ,  H04B 7/04
FI (3件):
H04J15/00 ,  H04J11/00 Z ,  H04B7/04
Fターム (7件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD23 ,  5K022DD33 ,  5K022FF00 ,  5K059CC01
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 無線通信用球面復号器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-071910   出願人:ルーセントテクノロジーズインコーポレーテッド
引用文献:
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