特許
J-GLOBAL ID:200903031006980595

騒音分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-325294
公開番号(公開出願番号):特開平11-142231
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】自動車車室内等において、騒音の発生場所を精度よく特定すること【解決手段】複数のマイクロフォンによって騒音を検出することにより、時間差および強度差を伴った複数の騒音信号を得る。その複数の騒音信号に対して、人の両耳聴信号モデルに基づいた相互相関分析および人の聴覚心理モデルに基づいたマスクトスペクトル分析を行う。相互相関分析は、騒音の到来方向を正確に算出し、マスクトスペクトル分析は、聴感と合った騒音の計測およびその到来方向を算出する。この両分析の結果を合わせると、人の聴感にあった騒音強度、音質、到来方向が明確に精度よく求めることができるので、問題となる要素音の特定とその方向が分かり、効率よく騒音対策ができる。また、これらの聴感に合った測定値を用いると、車室の音響上の評価が精度よく測定でき、快適な車室内音響を提供することができる。
請求項(抜粋):
到来する騒音を分析して騒音の到来方向を決定する騒音分析装置において、到来する騒音を同時刻に複数の個所で検出する騒音検出手段と、該騒音検出手段によって検出された複数の騒音信号に対して、人の聴感上の大きさに変換するための分析法であるバンドレベル分析およびマスクトスペクトル分析を行い、聴感上の騒音の大きさを各周波数帯域ごとに算出する聴感上騒音大きさ算出手段と、上記騒音検出手段によって得られた複数の騒音信号に基づいて、各周波数帯域毎に相互相関分析を行うことにより、騒音を形成する要素音の到来方向を算出する要素音到来方向算出手段とを備えたことを特徴とする騒音分析装置。
IPC (2件):
G01H 3/00 ,  G01H 3/08
FI (2件):
G01H 3/00 A ,  G01H 3/08
引用特許:
審査官引用 (6件)
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