特許
J-GLOBAL ID:200903031016079756

車両用乗員保護システム及びその判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-295407
公開番号(公開出願番号):特開平11-194137
出願日: 1998年10月16日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【目的】 車両の前部及び前後方向中央部にそれぞれ配置した各加速度センサの検出出力の差を利用して、当該車両の衝突の激しさに応じた乗員保護装置の作動条件を適正に判定する車両用乗員保護システムのための判定装置を提供する。【解決手段】 加速度センサ40Lは自動車の前部左側に配設されて車両の障害物との衝突に基づき加速度を検出する。加速度センサ30は自動車の前後方向中央部に配設されて車両の障害物との衝突に基づき加速度を検出する。位相判定回路50は、両加速度センサの各検出出力の位相差が第1位相差或いはこれよりも小さな第2位相差であるかを判定する。衝突判定回路60は、加速度センサ30の検出出力に基づき上記衝突が第1激しさ或いはこれよりも小さな第2激しさでなされたことを判定したとき第1或いは第2の判定信号を発生し、これに伴い判定出力回路70は第1或いは第2の判定信号をエアバッグ装置Aに出力する。
請求項(抜粋):
車両用乗員保護システムの乗員保護装置(A、Aa)を作動するために当該乗員保護システムに備えられる判定装置において、車両の前部に配設されて当該車両の障害物との衝突に基づき加速度を検出する少なくとも一つの第1加速度センサ(40L、40Le、40R、40Re)と、車両の前後方向中央部に配設されて当該車両の障害物との衝突に基づき加速度を検出する第2加速度センサ(30)と、前記第1及び第2の加速度センサの各検出出力の差が少なくとも第1出力差或いはこれよりも小さな第2出力差であるかを判定する出力差判定手段(50、50A、50L、50R)と、前記衝突の少なくとも第1激しさ或いはこれによりも小さな第2激しさを前記第1或いは第2の出力差との判定に基づき前記乗員保護装置に出力するように、前記第2加速度センサの検出出力に基づき前記も第1或いは第2の激しさでなされたかにつき判定する衝突判定手段(60、60A)とを備える車両用乗員保護システムのための判定装置。
IPC (3件):
G01P 15/00 ,  B60R 21/32 ,  G01P 15/08
FI (3件):
G01P 15/00 D ,  B60R 21/32 ,  G01P 15/08 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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