特許
J-GLOBAL ID:200903031063793220

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-391245
公開番号(公開出願番号):特開2002-195176
出願日: 2000年12月22日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 スクロール型圧縮機において電磁クラッチを使用しないで完全な0%吐出容量の運転状態を実現し、その際の動力損失をきわめて少なくする。【解決手段】 シャフト5と可動スクロール部材2との間に、可動スクロール部材の公転半径が零となるまで無段階に変化することを許す従動クランク機構6が介装され、例えば、可動スクロール部材2の端板2bに、2段階円錐面のような傾斜面を備えるガイド穴9が形成されると共に、ガイド穴9に向かって進退して係合するプランジャ8がハウジング1(固定スクロール部材3を含む)側に支持される。プランジャ8を制御圧室10や制御弁11等からなる制御作動手段によって制御してガイド穴9の中へ進入させると、可動スクロール部材2が半径方向に移動して偏心量及び公転半径が零まで減少して0%容量となる。ガイド穴9とプランジャ8が振り変わって反対側に設けられてもよい。
請求項(抜粋):
駆動のためのシャフトを軸承しているハウジングと、前記ハウジングに固定された端板と、前記シャフトの中心軸線の周りに渦巻き形の羽根を備えている固定スクロール部材と、前記固定スクロール部材の渦巻き形の羽根及び端板と噛み合うことによって複数個の圧縮室を形成する渦巻き形の羽根と端板とを備えていて、前記シャフトの中心軸線の周りに公転をすることができる可動スクロール部材と、前記シャフトによって前記可動スクロール部材を公転させるために、前記シャフトと前記可動スクロール部材との間に介装されていて、前記可動スクロール部材の公転半径が実質的に零となるまで無段階に変化することを許容する従動クランク機構と、前記可動スクロール部材と、前記ハウジングとのいずれか一方の側に形成されていると共に、前記シャフトの中心軸線方向の深さが半径方向に変化している傾斜面を備えているガイド穴と、前記ガイド穴が形成されていない他方の側に支持されていて、前記ガイド穴に向かって進退することにより、前記ガイド穴に対する係合位置と非係合位置とを選択的にとることができるプランジャと、前記プランジャを制御して、前記シャフトの中心軸線方向に進退作動をさせる制御作動手段とを備えていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (4件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/10 311 ,  F04C 29/10 321
FI (4件):
F04C 18/02 311 X ,  F04C 18/02 311 N ,  F04C 29/10 311 A ,  F04C 29/10 321 D
Fターム (23件):
3H029AA02 ,  3H029AA16 ,  3H029AB03 ,  3H029BB42 ,  3H029BB53 ,  3H029CC05 ,  3H029CC08 ,  3H029CC09 ,  3H029CC13 ,  3H029CC16 ,  3H029CC23 ,  3H039AA02 ,  3H039AA12 ,  3H039BB22 ,  3H039BB28 ,  3H039CC02 ,  3H039CC08 ,  3H039CC10 ,  3H039CC14 ,  3H039CC20 ,  3H039CC27 ,  3H039CC30 ,  3H039CC33
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-287912   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 日本電装株式会社
  • 特開昭63-212789

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