特許
J-GLOBAL ID:200903083426845219

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-287912
公開番号(公開出願番号):特開平8-144969
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 圧縮機の起動ショックを防止する。【構成】 可動スクロール部材であるロータ7が円筒状駆動部6として示される従動クランク機構を介して駆動され、圧縮反力の大きさに応じてロータ7が半径方向に若干移動して、その歯が固定スクロール部材であるステータ11の歯に押しつけられて、歯相互の接触部分における必要なシール作用が得られる。更に、圧縮機の起動時に歯の接触部分におけるシール作用を低下させて流体が圧縮されるのを妨げ、それによって圧縮機の起動ショックを防止するために、テーパピン9と、それに係合するすり鉢状の凹部10aを有する円環状の受け皿10とをロータ側と固定のハウジング側との間に設けており、起動時にアクチュエータ等によってそれらを軸方向に相対的に接近させて、ロータ7の歯をステータ11の歯から半径方向に引き離して隙間を形成させる。
請求項(抜粋):
・ハウジングに回転自在に支持されたシャフトと、・シャフトによってシャフトの軸線に対して偏心して平行に支持される駆動部を持ち、圧縮反力の大きさに応じてシャフトの軸線に対する駆動部の偏心量が変化する従動クランク機構と、・渦巻き状の歯の一方が端板に固定され、その端板が上記駆動部によって回転自在に支持されているロータと、・ロータの公転を許すと共に自転を規制する自転防止機構と、・ロータの渦巻き状の歯と噛み合う渦巻き状の歯を有しロータと向かい合うようにハウジングに固定されているステータと、・ハウジング内に固定されたミドルプレートからなるスクロール型圧縮機において、・ロータの端板の背面に固定され、軸方向にその径が縮小する円錐状のピンと、・ロータの端板の背面側となるミドルプレートに配置され、軸方向に移動が可能であって、ロータから離れる方向に移動するときに前記ピンの公転半径が拡大すると共に、ロータに近づく方向に移動するときに前記ピンの公転半径が縮小するすり鉢状の凹部を有する受け皿と、・前記受け皿を任意に軸方向へ移動させることができるアクチュエータと、を備えていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/10 321
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平6-005069
  • 圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-089795   出願人:日本電装株式会社
  • 特公平6-005069

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