特許
J-GLOBAL ID:200903031067951075

ビタビ復号器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀谷 美明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-098468
公開番号(公開出願番号):特開平11-055130
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 誤り訂正能力の向上を目的として,拘束長やトランケーション段数を大きく設定した場合であっても,回路規模や消費電力の増加を抑えつつ,最尤復号が可能なビタビ復号器を提供する。【解決手段】 ビタビ復号器のPMEM11は,ACSからのパス選択結果を蓄積するためのメモリ部13と,そのメモリ部に蓄積されたデータから,ある時点tにおける最尤ステートに至るパスは,時点t-1におけるどのステートからのものかを選択するための選択回路SC0〜SC3と,その選択回路の出力信号のなかで,同一の選択回路に戻るもの同士をまとめるためのORゲート21〜27から構成されていることを特徴としている。各ステートS0〜S3に対応する数の選択回路を用意し,メモリ部のワード数を必要なトランケーションの段数に対応させるだけで,拘束長およびトランケーションの増加に対応可能となる。
請求項(抜粋):
受信した畳込み符号によって得られるブランチの尤度の演算を行うブランチメトリック演算部と;前記畳込み符号が取り得る複数のステートの時点t=n(ただし,時点t=nは,任意の時点を示す。)におけるパスメトリックに対して,前記ブランチメトリック演算部において得られた時点t=nから時点t=n+1(ただし,時点t=n+1は,時点t=nの1クロック後の時点を示す。)に至るブランチのメトリックを加算し,時点t=n+1における各ステート毎にパスメトリックを比較して,時点t=n+1における各ステート毎の最適パスを選択するパス選択部と;前記各時点における各ステートの最適パスに対応するパスデータを記憶するパスメモリ部と;を備えたビタビ復号器であって:前記パスメモリ部は:前記最適パスに対応するパスデータを時点毎に格納するメモリ部と;前記メモリ部に格納されている前記パスデータに従って時点t=m(ただし,時点t=mは,任意の時点を示す。)における所定のステートに対応する時点t=m-1(ただし,時点t=m-1は,時点t=mの1クロック前の時点を示す。)における一のステートを選択することが可能な選択回路群と;を有することを特徴とするビタビ復号器。
IPC (2件):
H03M 13/12 ,  G06F 11/10 330
FI (2件):
H03M 13/12 ,  G06F 11/10 330 N
引用特許:
審査官引用 (2件)

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