特許

J-GLOBAL ID：200903031083418247

可変移相器及び可変容量コンデンサ

発明者： 坂本 廣徳 ,  飯干 勇一 ,  田中 勉 ,  松田 喜貴
出願人/特許権者： 日本無線株式会社
代理人 (2件)： 吉田 研二 ,  石田 純
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-041766
公開番号（公開出願番号）：特開2006-229658
出願日： 2005年02月18日
公開日（公表日）： 2006年08月31日
要約：

【課題】従来の可変容量コンデンサを用いた可変移相器は形状が大きすぎて送受信機の基板への実装が制限され、部品が高価でかつ、温度により容量変化が大きいなどの問題がある。【解決手段】入力端子8に入力された高周波信号は、3dB方向性結合器20により2つに分配され、電極B(6)で構成される可変容量コンデンサ30と電極A(5)で構成される可変容量コンデンサ30に印加される。電極Aと電極Bで構成される可変容量コンデンサの容量を等しくすれば、インピーダンスが変化する可変容量コンデンサ30からの反射信号は全て出力端子9から出力される。さらに、可変容量コンデンサ30のロータ1を回転させることで、3dB方向性結合器20に接続された容量が変化し、入力端子8と出力端子9の高周波信号の位相状態を連続的に可変することができる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

4つの端子を有する方向性結合器と、2つの静電容量を可変できる可変容量コンデンサと、を備え、伝送する信号の位相状態を微調整する可変移相器において、 方向性結合器は、入力端子及び出力端子と、可変容量コンデンサの2つの電極に接続される端子と、を有し、 可変容量コンデンサは、基板と、基板上の接地電極に接続され内面にネジ溝を有する円筒と、円筒内の基板上に配置された2つの電極と、円筒のネジ溝に嵌り合うネジを有する蓋と、を備えることを特徴とする可変移相器。

IPC (2件)：

H01P 1/18 ,  H01G 5/16

FI (2件)：

H01P1/18 ,  H01G5/16

Fターム (1件)：

5J012GA14

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 非接触型連続可変移相器
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-259804   出願人：スタック電子株式会社, 住友電気工業株式会社