特許
J-GLOBAL ID:200903031087777250
強度延性バランス、めっき密着性と耐食性に優れた高張力溶融亜鉛めっき鋼板および高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-288740
公開番号(公開出願番号):特開2003-096541
出願日: 2001年09月21日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】下地鋼板がSi、Mnを多量に含んでいても溶融亜鉛めっき密着性に優れ、かつプレス成形性等の機械的特性と強度延性バランス、さらには耐食性に優れた高張力(合金化)溶融亜鉛めっき鋼板の提供。【解決手段】質量%でC:0.05〜0.25%、Si:0.50%超2.00%未満、Mn:3.5%以下、Al:0.01〜1.0%、および鋼中のMn/Si質量比:0.5以上2未満の組成と、焼き戻しマルテンサイト、残留オーステナイト、フェライトおよび低温変態相からなり、体積分率で前記焼き戻しマルテンサイトが20%以上で、前記残留オーステナイトが2%以上の複合組織を有する鋼板上に、めっき層中のAl濃度およびSi濃度が、鋼中のMn/Si濃度と特定の関係式を満たす溶融亜鉛めっき層を有するとともに、めっき層除去後の地鉄表層酸素量を0.05g/m2 以上とする。
請求項(抜粋):
質量%でC:0.05〜0.25%、Si:0.50%超2.00%未満、Mn:3.5%以下、Al:0.01〜1.0%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、鋼中のMn/Si質量比:0.5以上2未満の組成と、焼き戻しマルテンサイト、残留オーステナイト、フェライトおよび低温変態相からなり、体積分率で、前記焼き戻しマルテンサイトが20%以上で、前記残留オーステナイトが2%以上の複合組織を有する鋼板上に、めっき層中のAl濃度が下記の式(1)を満たし、かつめっき層中のSi濃度が下記の式(2)を満たす溶融亜鉛めっき層を有するとともに、めっき層除去後の地鉄表層酸素量が0.05g/m2 以上であることを特徴とする強度延性バランス、めっき密着性および耐食性に優れた高張力溶融亜鉛めっき鋼板。 記0.67-1/50(Mn/Si)≧[めっき層中のAl濃度(質量%)]≧0.37-1/50(Mn/Si) ・・・ (1)1.67-1/3(Mn/Si) ≧[めっき層中のSi濃度(質量%)]≧0.167-1/30(Mn/Si) ・・・ (2)(式(1)、(2)のMn/Siは鋼中のMn/Si質量比を表わす。)
IPC (6件):
C22C 38/00 301
, C22C 18/00
, C22C 18/04
, C22C 38/06
, C22C 38/58
, C23C 2/06
FI (6件):
C22C 38/00 301 T
, C22C 18/00
, C22C 18/04
, C22C 38/06
, C22C 38/58
, C23C 2/06
Fターム (7件):
4K027AA05
, 4K027AA23
, 4K027AB05
, 4K027AB07
, 4K027AB28
, 4K027AB44
, 4K027AC12
引用特許:
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