特許

J-GLOBAL ID：200903031104225193

硬貨識別装置

発明者： 大松 繁 ,  福見 稔 ,  小坂 利寿 ,  竹田 史章
出願人/特許権者： グローリー工業株式会社
代理人 (1件)： 安形 雄三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-152698
公開番号（公開出願番号）：特開平5-324979
出願日： 1992年05月20日
公開日（公表日）： 1993年12月10日
要約：

【要約】【目的】 本発明の目的は、イメージセンサで計測されたパターン画像データを複数のリング状マスクを用いて縮小化し、小規模なニューラルネットワークで学習された重みを用いて硬貨の識別を行なう硬貨識別装置を提供することにある。【構成】 硬貨のパターン画像を学習的に計測するイメージセンサと、リング状マスクを用いて計測パターン画像データを複数の画像代表値に変換する前処理部と、前記画像代表値の分離と演算を行なう分離演算部と、照合度の最も高いパターンを判定出力する判定部とを設けている。重み係数はニューラルネットワークで予め教師あり学習で得られているため、硬貨を確実に認識することができる。

請求項（抜粋）：

識別すべき硬貨のパターン画像を光学的に計測するイメージセンサと、多数の小区画を有すると共に、前記小区画のリング状領域の部分を被覆した複数のリング状マスクを用いて、前記イメージセンサで計測したパターン画像データを複数の画像代表値に変換する前処理部と、前記各硬貨のパターン画像に対応して予め設けられた前記画像代表値の分離演算値を記憶しておくと共に、前記各硬貨のパターン画像毎に前記記憶内容に基づいて前記画像代表値の分離演算を順次実行する分離演算部と、前記分離演算部が出力する前記硬貨のパターン画像に対応した分離演算値の中で最も照合度が高い判定パターンを前記硬貨のパターン画像として判定出力する判定部とを具備したことを特徴とする硬貨識別装置。

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平4-118796
  
• 特開平1-245386
  
• 特開昭59-062980