特許
J-GLOBAL ID:200903031106756110

乾接触高周波数超音波伝達方法とそのための装置、及び乾接触高周波数超音波探傷方法とそのための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大津 洋夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-377443
公開番号(公開出願番号):特開2003-177117
出願日: 2001年12月11日
公開日(公表日): 2003年06月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】ドライコンタクトにより高周波数超音波を高効率に伝達する手法と装置を提供する。【解決手段】 超音波伝達媒体7を収容した容器の中に超音波計測手段8と接続された超音波探触子8aを内装するとともに、当該容器に設けた開口部1aに密着性および/または粘着性のある高分子フィルム2を備えてなる超音波伝達基体を設ける。前記容器の開口部の外側とドライ空間に存在する被検体との間にアタッチメントを配備し、前記開口部に対応した狭空間窓口12を設けるとともに、当該狭空間窓口内を必要に応じて負圧にできる負圧付与手段6を備える。前記超音波伝達連結体の負圧付与手段を稼動して、被検体の少なくとも検査対象領域をドライコンタクトしたうえ、その狭空間窓口内に作用する負圧により、前記高分子フィルムと被検体の両者間に空気層が生じていないように均一に密着させる。
請求項(抜粋):
超音波伝達媒体とドライ空間に存在する被検体とを薄膜を介してドライコンタクトさせ、当該超音波伝達媒体領域に超音波計測手段と接続された超音波探触子を内装してこれから高周波数超音波を発信させ被検体に伝達させるようにした乾接触高周波数超音波伝達方法において、前記薄膜として密着性および/または粘着性のある高分子フィルムを用い、当該高分子フィルムと被検体の間に負圧を作用させることで当該高分子フィルムのドライ空間側表面に被検体の少なくとも検査対象領域をドライコンタクトさせ、さらにそのドライコンタクト界面に作用する負圧により、当該被検体の少なくとも検査対象領域において空気層が生じていないように均一に密着したドライコンタクト界面を形成するとともに、高周波数超音波伝達中に当該ドライコンタクト界面の変位連続性が保持されるようにしたうえ、前記超音波計測手段と接続された超音波探触子から高周波数超音波を発信させ、これを被検体に高効率で伝達するようにしたことを特徴とする乾接触高周波数超音波伝達方法。
Fターム (4件):
2G047AA05 ,  2G047AA09 ,  2G047AD07 ,  2G047BB04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る