特許
J-GLOBAL ID:200903031145795247

廃棄物の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 衡田 直行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-003641
公開番号(公開出願番号):特開2003-201524
出願日: 2002年01月10日
公開日(公表日): 2003年07月18日
要約:
【要約】【課題】 飛灰等の廃棄物から鉛及び亜鉛を分別して除去することができ、また、酸等の薬剤の使用量を大幅に削減することができ、さらに、セメント原料(炭酸カルシウム)を得ることができる廃棄物の処理方法を提供する。【解決手段】 廃棄物と、カルシウムイオンを含む溶液を混合してスラリーを得た後、固液分離して、亜鉛を含む固形分と、鉛を含む水溶液を得る工程(A)と、鉛を含む水溶液に硫化剤を添加した後、固液分離して、硫化鉛と、カルシウムイオンを含む溶液を得る工程(B)と、亜鉛を含む固形分と、カルシウムイオンを含む溶液を混合してスラリーを得た後、スラリーを炭酸ガスと接触させ、次いで塩酸を加え、更に固液分離して、炭酸カルシウムと、亜鉛を含む水溶液を得る工程(C)と、亜鉛を含む水溶液に、硫化剤を添加した後、固液分離して、硫化亜鉛と、カルシウムイオンを含む水溶液を得る工程(D)とを含む。
請求項(抜粋):
亜鉛及び鉛を含む廃棄物と、カルシウムイオンを含む水溶液とを混合してスラリーを得た後、該スラリーを固液分離して、亜鉛を含む固形分と、鉛及びカルシウムイオンを含む水溶液を得る脱鉛工程(A)と、上記脱鉛工程(A)で得られた上記鉛及びカルシウムイオンを含む水溶液に硫化剤を添加した後、固液分離して、鉛を含む固形分と、カルシウムイオンを含む水溶液を得る鉛回収工程(B)と、上記脱鉛工程(A)で得られた上記亜鉛を含む固形分と、カルシウムイオンを含む水溶液とを混合してスラリーを得た後、該スラリーを炭酸ガスと接触させ、次いで、塩酸を加え、その後、固液分離して、炭酸カルシウムを含む固形分と、亜鉛及びカルシウムイオンを含む水溶液を得る脱亜鉛工程(C)と、上記脱亜鉛工程(C)で得られた上記亜鉛及びカルシウムイオンを含む水溶液に、硫化剤を添加した後、固液分離して、亜鉛を含む固形分と、カルシウムイオンを含む水溶液を得る亜鉛回収工程(D)とを含むことを特徴とする廃棄物の処理方法。
IPC (7件):
C22B 7/02 ,  B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  C04B 7/38 ,  C22B 3/44 ,  C22B 13/00 ,  C22B 19/30
FI (8件):
C22B 7/02 B ,  C04B 7/38 ,  C22B 19/30 ,  B09B 3/00 304 G ,  B09B 3/00 ZAB ,  C22B 13/04 ,  C22B 3/00 R ,  C22B 3/00 Q
Fターム (25件):
4D004AA36 ,  4D004AA37 ,  4D004BA02 ,  4D004BA05 ,  4D004CA12 ,  4D004CA13 ,  4D004CA15 ,  4D004CA34 ,  4D004CA35 ,  4D004CA41 ,  4D004CB05 ,  4D004CC01 ,  4D004CC11 ,  4D004CC12 ,  4D004DA03 ,  4D004DA10 ,  4D004DA20 ,  4K001AA20 ,  4K001AA30 ,  4K001AA36 ,  4K001BA14 ,  4K001CA02 ,  4K001DB08 ,  4K001DB23 ,  4K001DB24
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 廃棄物の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-351799   出願人:太平洋セメント株式会社

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