特許
J-GLOBAL ID:200903031177888905

珪酸燐酸肥料用原料及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-055588
公開番号(公開出願番号):特開2004-345940
出願日: 2004年02月27日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】 珪酸の溶解性が優れるとともにアルカリ分が少なく、また肥効成分となる適量の燐酸を含み、しかも安価に製造することができる珪酸燐酸肥料用原料を提供する。【解決手段】 高炉溶銑の溶銑予備処理工程で回収される特定の塩基度を有するスラグが、特殊な処理を加えることなくそのまま珪酸燐酸肥料用原料として利用でき、しかも肥料として優れた特性を有することを見出しなされたもので、高炉溶銑の溶銑予備処理工程で回収されるスラグであって、溶銑中の珪素の酸化物である珪酸と燐の酸化物である燐酸とを含み、塩基度(CaO/SiO2)が1.0以上、1.5未満で且つ可溶性珪酸を10mass%以上含有するスラグからなる。好ましくは、スラグがク溶性燐酸を2mass%以上含有し、さらに、スラグ中のク溶性燐酸(C-P2O5)と可溶性珪酸(S-SiO2)の質量比[C-P2O5/S-SiO2]を0.1〜0.8とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
高炉溶銑の溶銑予備処理工程で回収されるスラグであって、溶銑中の珪素の酸化物である珪酸と燐の酸化物である燐酸とを含み、塩基度(CaO/SiO2)が1.0以上、1.5未満で且つ可溶性珪酸を10mass%以上含有するスラグからなることを特徴とする珪酸燐酸肥料用原料。
IPC (3件):
C05G1/00 ,  C05G3/00 ,  C21C1/02
FI (4件):
C05G1/00 D ,  C05G3/00 101 ,  C21C1/02 L ,  C21C1/02 110
Fターム (35件):
4H061AA01 ,  4H061AA02 ,  4H061BB28 ,  4H061CC09 ,  4H061CC14 ,  4H061DD01 ,  4H061EE20 ,  4H061EE35 ,  4H061EE37 ,  4H061EE43 ,  4H061EE45 ,  4H061EE51 ,  4H061EE61 ,  4H061EE62 ,  4H061EE63 ,  4H061FF07 ,  4H061FF08 ,  4H061GG13 ,  4H061GG26 ,  4H061GG52 ,  4H061HH02 ,  4H061HH04 ,  4H061LL25 ,  4K014AA01 ,  4K014AA03 ,  4K014AB03 ,  4K014AB04 ,  4K014AC08 ,  4K014AC14 ,  4K014AC16 ,  4K014AC17 ,  4K014AD01 ,  4K014AD23 ,  4K014AD27 ,  4K014AE01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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