特許
J-GLOBAL ID:200903031270622362

回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  東尾 正博 ,  鳥居 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-367746
公開番号(公開出願番号):特開2006-170416
出願日: 2004年12月20日
公開日(公表日): 2006年06月29日
要約:
【課題】入力軸に入力される動力を2つの外輪に出力することができる小型、軽量の回転伝達装置を提供することである。【解決手段】保持器11にスイッチばね14の弾性力を付与して係合子10を中立位置に保持する。摩擦プレート21に対して回転体24を軸方向で対向し、その対向部間に加圧リング22を設け、この加圧リング22と回転体24との間に、回転体24の回転運動を加圧リング22の軸方向の直線運動に変換する運動変換機構25を設ける。回転体24をモータ23で回転させ、軸方向に移動する加圧リング22により摩擦プレート21を外輪3の端面に押し付け、保持器11に対する入力軸2の相対回転によって係合子10を円筒面8およびカム面9に係合させる。上記のような2組の回転伝達装置ユニット(MCU1 )、(MCU2 )を回転体24を共通して左右対称に設けて回転伝達装置の小型化と軽量化を図る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力軸とその外側に設けられた外輪とを相対的に回転自在に支持し、入力軸の外周には外輪の内周に形成された円筒面との間でくさび形空間を形成するカム面を設け、そのカム面と円筒面との間に係合子を組込み、その係合子を入力軸と外輪間に組込まれた保持器で保持し、前記係合子がカム面と円筒面に対して係合解除された中立位置に保持器を保持するスイッチばねと、そのスイッチばねのばね力より大きい回転抵抗を保持器に負荷することにより保持器に対して入力軸を相対回転させる摩擦抵抗付与手段とを設けた2組の回転伝達装置ユニットを有し、その2組の回転伝達装置ユニットの、前記摩擦抵抗付与手段が、前記保持器に対して回り止めされ、かつ入力軸の軸方向に移動可能に支持されて外輪の端面に対向する摩擦プレートと、その摩擦プレートを外輪の端面に押し付ける軸方向に移動可能に支持された加圧リングと、モータを駆動源として入力軸を中心に回転される回転体と、その回転体の回転運動を加圧リングの軸方向の直線運動に変換する運動変換機構とから成り、前記2組の回転伝達装置ユニットを、前記回転体を共通としてその両側に左右対称に設けた回転伝達装置。
IPC (3件):
F16D 41/08 ,  F16D 28/00 ,  F16D 47/04
FI (3件):
F16D41/08 Z ,  F16D28/00 Z ,  F16D47/04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-142565   出願人:エヌティエヌ株式会社

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