特許
J-GLOBAL ID:200903031324978770

クラッチのスリップ制御装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-281360
公開番号(公開出願番号):特開平10-110818
出願日: 1996年10月02日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 状態量に応じて動特性が変化する制御対象について、安定性および応答性が共に良好な状態で制御する装置を提供する。【解決手段】 スリップ制御に関連する状態量を検出する状態量検出手段100 と、状態量をパラメータとし、操作量指令値と実際のスリップ回転速度との入出力動特性を表現する状態方程式モデルを用い、スリップ状態をフィードバック制御する系の応答特性および安定性を充足するように設定された状態量に依存して連続的に変化する係数を演算する係数演算手段101 と、目標スリップ回転速度と実際のスリップ回転速度との偏差量を求める制御量偏差演算手段104 と、前記係数演算手段101 で演算された係数、状態量および制御量偏差に基づいて、操作量指令値を求める操作量指令値演算手段102 とを備えている。
請求項(抜粋):
クラッチの実際のスリップ回転速度を検出するスリップ回転速度検出手段を備え、該実際のスリップ回転速度が目標スリップ回転速度に一致するようなクラッチの操作量指令値を求め、この操作量指令値に応じてスリップ状態を調整するクラッチのスリップ制御装置であって、スリップ制御に関連する状態量を検出する状態量検出手段と、前記状態量をパラメータとし、操作量指令値と実際のスリップ回転速度との入出力動特性を表現する状態方程式モデルを用い、前記スリップ状態をフィードバック制御する系の応答特性および安定性を充足するように設定された状態量に依存して連続的に変化する係数を演算する係数演算手段と、目標スリップ回転速度と実際のスリップ回転速度との偏差量を求める制御量偏差演算手段と、前記係数演算手段で演算された係数、前記状態量および前記制御量偏差に基づいて、操作量指令値を求める操作量指令値演算手段と、を備えていることを特徴とするクラッチのスリップ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る