特許
J-GLOBAL ID:200903031330111850

電気鉄道用フッ素樹脂塗膜碍子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内山 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-314125
公開番号(公開出願番号):特開平8-148049
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【構成】磁器碍子の磁器部表面にフッ素樹脂を粉体塗装して焼き付け、厚さ0.3〜2mmの塗膜を形成してなることを特徴とする電気鉄道用フッ素樹脂塗膜碍子。【効果】本発明のフッ素樹脂塗膜碍子は、碍子表面が撥水性を有し、塩分や塵埃が付着しても湿度の高い時の電気絶縁を十分に保ち、火花放電の発生を小さくすることができ、また、塗り替えが不必要で保全が容易である。フッ素樹脂は、フッ素原子が炭素原子を覆っているため、経年的に樹脂が火花放電により炭化することがなく、電気的にも安定している。さらに、磁器部をフッ素樹脂で焼き付け加工した後に、金属製のキャップ及びピンをセメントで固着するために、焼き付け加工時の高温による影響を受けず、強度的に安定している。そのため、本発明のフッ素樹脂塗膜碍子は、電気鉄道の電車線路用及び信号高圧用碍子として、好適に使用することができる。
請求項(抜粋):
磁器碍子の磁器部表面にフッ素樹脂を粉体塗装して焼き付け、厚さ0.3〜2mmの塗膜を形成してなることを特徴とする電気鉄道用フッ素樹脂塗膜碍子。
IPC (3件):
H01B 17/50 ,  C04B 41/83 ,  C09D127/12 PFG
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭52-147796
  • 特開昭58-102416

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