特許
J-GLOBAL ID:200903031383169206

加熱滅菌用中空容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-346183
公開番号(公開出願番号):特開2000-230088
出願日: 1999年12月06日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】 透明性および耐衝撃性に優れ、かつ臭気が少なく、しかも加熱殺菌後もこれらの特性、特に透明性に優れている加熱滅菌用中空容器を得る。【解決手段】 厚さ0.5mmの試験片を121°Cで20分間水蒸気滅菌した後、波長450nmの透過光量から求められる水中光線透過率が70〜99%、厚さ0.5mmの試験片を水蒸気滅菌した後、ASTM D 638により測定される引張弾性率が200〜700MPa、厚さ0.5mmの試験片を水蒸気滅菌する前後のASTM D 1330により測定されるヘイズの差が1〜20%、0.5mm×9cm×9cmの試験片を水蒸気滅菌した後受け直径1インチの穴の開いた治具に固定した後、半球状の先端を有する直径0.5インチのプローブを3m/secの速度で衝突させ、0°Cでの試験片の破壊に要する全破壊エネルギーを測定して求められる高速衝撃強度が1.5〜10Jである物性を有するポリオレフィン樹脂からなる加熱滅菌用中空容器。
請求項(抜粋):
1)厚さ0.5mmの試験片を121°Cで20分間水蒸気滅菌した後、波長450nmの透過光量から求められる水中光線透過率が70〜99%であり、2)厚さ0.5mmの試験片を121°Cで20分間水蒸気滅菌した後、ASTM D 638により測定される引張弾性率が200〜700MPaであり、3)厚さ0.5mmの試験片を121°Cで20分間水蒸気滅菌した後、ASTM D 1330により測定されるヘイズ(Haze2)と、水蒸気滅菌する前に測定されるヘイズ(Haze1)との差△Haze(Haze2-Haze1)が1〜20%であり、4)厚さ0.5mm、縦9cm、横9cmの試験片を121°Cで20分間水蒸気滅菌した後、0°Cで2時間保持し、次に試験片を受け直径1インチの穴の開いた治具に固定した後、半球状の先端を有する直径0.5インチのプローブを3m/secの速度で衝突させ、0°Cでの試験片を破壊するのに要する全破壊エネルギーを測定することにより求められる高速衝撃強度が1.5〜10Jである物性を有するポリオレフィン樹脂からなる加熱滅菌用中空容器。
IPC (7件):
C08L 23/10 ,  C08F 4/64 ,  C08F210/06 ,  C08L 23/08 ,  C08F210:02 ,  C08F210:08 ,  B29K 23:00
FI (4件):
C08L 23/10 ,  C08F 4/64 ,  C08F210/06 ,  C08L 23/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ポリプロピレン組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-078814   出願人:三井石油化学工業株式会社

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