特許
J-GLOBAL ID:200903031414695130
磁気粘性流体流動型制振装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-365197
公開番号(公開出願番号):特開2002-168283
出願日: 2000年11月30日
公開日(公表日): 2002年06月14日
要約:
【要約】【課題】 コンパクトで容易に製作でき、シールの不要な小型の磁気粘性流体流動型制振装置を提供すること。【解決手段】 制振装置を支持体又は被支持体に連結して磁気粘性流体を充填したシリンダ1と、他方に連結するピストンロッド2と、ピストンロッド2上に固定され、シリンダ1内を隔室8,9に仕切るピストン3と、シリンダ1の下部に設けられたバイパス管4と、バイパス管4の内部に間隙をおいて同軸上に設けたリザーバ5とで構成する。バイパス管4には、鉄芯材を成す円筒状の純鉄製周壁にコイルを埋め込んた多数の電磁石12を軸方向に有する。ピストン3の移動により間隙を通じて磁気粘性流体が流通し、磁界によって流動抵抗が大きくなり、振動を減衰させる。リザーバ5は、バイパス管4の内部にあり、スペースを取らず、電磁石12のコイルのリード線をバイパス管4の周壁内を通して引き出せる。
請求項(抜粋):
支持体又は被支持体の一方に連結され、内部に磁気粘性流体を充填したシリンダと、他方に連結され、前記シリンダに出入り自在に挿入されたピストンロッドと、このピストンロッドに固定され、前記シリンダ内を第1及び第2の隔室に区画し、シリンダ内を軸線方向に移動可能なピストンと、内部に磁気粘性流体を充填して第1及び第2の隔室に連通し、その内壁に軸方向と直交する磁界を形成する電磁石が設けられたバイパス管と、このバイパス管の内部に磁気粘性流体に流動抵抗を与える間隙をおいて配置され、前記シリンダの第1及び第2の隔室に、前記ピストンの緩慢な相対変位による磁気粘性流体の流通を許容する弁を介して連通し、内部に磁気粘性流体を収容し、外周に前記電磁石との間に磁界を形成する磁性体を有するリザーバとを具備することを特徴とする磁石粘性体流動型制振装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (11件):
3J048AA07
, 3J048AC04
, 3J048BE05
, 3J048CB11
, 3J048CB21
, 3J048EA38
, 3J069AA50
, 3J069BB03
, 3J069DD25
, 3J069EE11
, 3J069EE41
引用特許:
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