特許
J-GLOBAL ID:200903031439396979

電圧制御発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-001111
公開番号(公開出願番号):特開平10-200334
出願日: 1997年01月08日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 製造プロセスや温度変化等による特性のばらつきを抑制し、特性の均一な電圧制御発振器を提供する。【解決手段】 外部制御電圧VCから固定抵抗41に電流Idsが流れ、ノードN41は電圧V41になる。電圧V41と基準電圧Vrefは、演算増幅器42の入力側に与えられ、内部制御電圧Viが出力されてNMOS43のゲートに与えられる。内部制御電圧ViによってNMOS43のオン抵抗が変化し、電流Idsを制御する。演算増幅器42とNMOS43によるフィードバック作用により、電圧V41は基準電圧Vrefに等しくなる。即ち、NMOS43のオン抵抗は外部制御電圧VCと基準電圧Vrefと固定抵抗41で規定され、温度や特性のばらつきに依存しない。NMOS43,32は電流ミラー回路を構成しているので、NMOS32によって、特性の均一な発振周波数制御が可能になる。
請求項(抜粋):
リニアな増幅特性を有する論理ゲートの出力信号によって圧電発振子を励振し、該圧電発振子の出力信号を該論理ゲートに正帰還させて発振信号を出力する発振手段と、前記論理ゲートの入力側及び出力側と第1の基準電圧との間に接続され、内部制御電圧に応じて導通状態が制御される単数または並列接続された複数の第1のトランジスタを有し、該第1のトランジスタの導通状態によって該論理ゲートの負荷を変化させる可変負荷手段と、内部電圧と前記第1の基準電圧との間に接続され、前記第1のトランジスタと等しい特性を有し、前記内部制御電圧に応じて導通状態が制御される単数または並列接続された複数の第2のトランジスタと、発振周波数制御用の外部制御電圧を前記第2のトランジスタに流れる電流に比例して降下させ、前記内部電圧を生成するとともに、該内部電圧と第2の基準電圧との電圧差に応じて生成した前記内部制御電圧を該第2のトランジスタにフィードバックして、該内部電圧が該第2の基準電圧に等しくなるように該内部制御電圧を制御する内部制御電圧生成手段とを、備えたことを特徴とする電圧制御発振器。
IPC (2件):
H03B 5/32 ,  H03F 3/45
FI (2件):
H03B 5/32 A ,  H03F 3/45 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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