特許
J-GLOBAL ID:200903031450635241

車載用レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-202210
公開番号(公開出願番号):特開平10-048331
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 自動車に搭載された運転者の運転操作を援助する装置のモードを天候に応じて最適なモードに自動的に転換する。【解決手段】 晴天時と比較して降雨時あるいは降雪時には、電波の空間伝搬損失量が変化することに着目し、数十GHz帯の周波数を用いる車載用レーダ装置の送信周波数を短時間にf0からf1に変化させ、それぞれの受信電力値を求める。この受信電力差によって、天候を判定する。【効果】 天候により運転モードの異なる装置を自動制御することができる。特に、降雨時と降雪時とを区別して判定できるため、正確な自動制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
発振周波数が数十GHz帯の発振器と、この発振器出力を電波として車両の走行方向空間に向けて送信しこの電波の反射波を受信するアンテナと、前記電波の送信タイミングと前記反射波の受信タイミングとの時間差から車両の前方にある物体までの距離を演算する演算回路とを備えた車載用レーダ装置において、前記演算回路に、割込処理により実行される天候判定演算手段を設け、この天候判定演算手段は、前記発振器の出力周波数をごく短時間だけステップ的に二つの周波数(f0とf1)にシフトさせる手段と、この二つの周波数の空間伝搬損失量を比較することにより前記電波の伝搬空間の天候を判定する手段とを含むことを特徴とする車載用レーダ装置。
IPC (2件):
G01S 13/93 ,  G01S 13/34
FI (2件):
G01S 13/93 Z ,  G01S 13/34
引用特許:
審査官引用 (5件)
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