特許
J-GLOBAL ID:200903031457979043

船体強度の評価方法及び船体強度の評価システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 信一 ,  野口 賢照 ,  斎下 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-020196
公開番号(公開出願番号):特開2006-205881
出願日: 2005年01月27日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】 実用的な規模の計算で、魚雷や機雷などの水中爆発を受ける船体の強度の評価を効率よく行うことができる船体強度の評価方法及び船体強度の評価システムを提供する。【解決手段】 評価対象の船体を模擬する構造モデルM11と流体モデルM12との連成モデルM1に対して、水中爆発を模擬する流体モデルを作成し、船体に発生する最大荷重Lm1,Lm2を算出すると共に、評価対象の船体の部分構造を模擬する船体局部構造モデルM2が水中爆発によって受ける破損部分を検出して、該破損部分を考慮した残存断面構造を模擬する残存構造モデルM3に対して、耐え得る最大荷重である耐荷重Lr1,Lr2を算出し、前記最大荷重Lm1,Lm2と前記耐荷重Lr1,Lr2とを比較して、評価対象の船体が水中爆発によって崩壊するか否かを評価する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
水中爆発を受ける船体の強度を評価するための船体強度の評価方法であって、 構造と流体を連成させて構造物の挙動を時刻歴で解析する荷重解析手段により、評価対象の船体を模擬する構造モデルと該船体の周囲を模擬する流体モデルとの連成モデルに対して、水中爆発を模擬する流体モデルを作成して、該水中爆発によって船体に発生する最大荷重を算出すると共に、 構造物に作用する力を時刻歴で解析する破損部分検出手段により、評価対象の船体の部分構造を模擬する船体局部構造モデルと該船体局部構造の周囲を模擬する流体モデルとから構成される連成モデルに対して、水中爆発を模擬する流体モデルを作成して、該水中爆発によって受ける船体局部構造モデルの破損部分を検出し、 構造モデルの最終強度を算出する最終強度解析手段により、前記破損部分を考慮した残存断面構造を模擬する残存構造モデルに対して、該残存構造モデルが耐え得る最大荷重である耐荷重を算出し、 前記最大荷重と前記耐荷重とを比較し、評価対象の船体が水中爆発によって崩壊するか否かを評価することを特徴とする船体強度の評価方法。
IPC (1件):
B63B 9/00
FI (1件):
B63B9/00 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)

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