特許
J-GLOBAL ID:200903031486626150

作業機の警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-252023
公開番号(公開出願番号):特開平8-113471
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 余裕度合に対応した警報をオペレータに触感として直接与えてこれを確実に認識させることで、作動規制の実行をオペレータ自身に予想させ、作動規制に対する不安の無い作業機の操作を可能とする。【構成】 作動状態検出手段Aから出力される伸縮ブーム3の実作動状態と限界作動状態設定手段Bから出力される限界作動状態とに基づき実余裕度合算出手段Cにおいて実余裕度合が算出される。また、振動指令手段Dにおいては、上記実余裕度合と警報余裕度合Eとに基づき実余裕度合が警報余裕度合Eよりも低下した時には操作レバーGに設けられた振動発生手段Fに振動指令信号を出力してこれを振動させ、オペレータに所定の警報を発する。従って、オペレータは、操作レバーGの振動を手で直接感じ取ることで、例え作業機が騒音の激しい現場にて使用される場合であってもその警報を周囲の騒音に何ら影響されることなく的確に感知できる。
請求項(抜粋):
車両上に起伏及び旋回自在に伸縮ブームを搭載し、該伸縮ブームを手動の操作レバーによって起伏駆動手段、伸縮駆動手段及び旋回駆動手段を介して起伏、伸縮及び旋回操作可能とした作業機において、上記伸縮ブームの実際の作動状態を検出してこれに対応する実作動状態信号を出力する作動状態検出手段と、上記伸縮ブームの限界作動状態を予め設定してこれに対応する限界作動状態信号を出力する限界作動状態設定手段と、上記作動状態検出手段から出力される実作動状態信号と上記限界作動状態設定手段から出力される限界作動状態信号とを受けて実際の作動状態が限界作動状態に達するまでの作業状態の余裕度合を算出してこれを実余裕度合として出力する実余裕度合算出手段と、上記操作レバーに設けられて該操作レバーを把持したオペレータの手に振動を与えることで警報を発する振動発生手段と、上記実余裕度合算出手段から出力される実余裕度合と予め上記限界作業状態よりも所定状態量だけ余裕側に設定した警報余裕度合とを比較し上記実余裕度合が上記警報余裕度合よりも低下した時に上記振動発生手段にこれを振動させるべく振動指令信号を出力する振動指令手段と、を備えたことを特徴とする作業機の警報装置。
IPC (3件):
B66C 23/90 ,  B66F 9/24 ,  B66F 11/04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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