特許
J-GLOBAL ID:200903031498232769

電力の供給不足を未然に防ぎつつ電力を有効に利用できる燃料電池システム、燃料電池システム制御方法および建造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 龍華 明裕
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-276231
公開番号(公開出願番号):特開2006-092882
出願日: 2004年09月22日
公開日(公表日): 2006年04月06日
要約:
【課題】 電力の供給不足を未然に防ぎつつ電力を有効に利用できる燃料電池システムを提供すること。【解決手段】 消費電力を増加する前に、消費電力の増加量と優先度とを含む要求情報を予め送信する電力負荷と、電力負荷から受け取った要求情報で示される電力を燃料電池が供給できる場合に電力消費を許可する燃料電池制御部とを備え、燃料電池制御部は要求情報で示される電力を燃料電池が供給できない場合に、既に許可した電力消費のうち要求情報で示される優先度より低い優先度の電力消費を取り消すことによって要求情報で示される電力を燃料電池が供給できることを条件として、要求情報に対して電力消費を許可するとともに要求情報で示される優先度よりも低い優先度の電力消費を取り消す旨のキャンセル要求を電力負荷に送信する。キャンセル要求を受け取った電力負荷はキャンセル要求に従って電力消費を取り消す。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料電池と、 前記燃料電池が発電した電力により動作する電力負荷と、 前記電力負荷が電力の消費量を増加させる場合に、電力消費の増加量と、電力を消費する優先度を示す要求情報を予め送信する要求制御部と、 前記要求制御部から前記要求情報を受け取った場合に、前記電力負荷へ前記燃料電池が更に電力を供給することができることを条件として、消費電力を増加しても良い旨を示す許可通知を送信する燃料電池制御部と、 前記許可通知を前記燃料電池制御部から受け取ったことを条件として、前記電力負荷の消費電力を増加させる負荷制御部と を備え、 前記燃料電池制御部は、前記許可通知によって既に許可した電力消費の優先度を、前記要求情報で示される前記優先度に基づいて記憶しており、前記要求制御部から受け取った新たな前記要求情報で示される電力消費の増加量を前記燃料電池が供給することができない場合に、既に前記許可通知によって許可した電力の消費のうち、新たな前記要求情報で示される前記優先度よりも低い優先度の電力の消費を取り消すことによって新たな前記要求情報で示される電力消費の増加量を前記燃料電池が供給できることを条件として、新たな前記要求情報に対して前記許可通知を前記負荷制御部に送信し、かつ、新たな前記要求情報で示される前記優先度よりも低い優先度の電力の消費を取り消す旨のキャンセル要求を前記負荷制御部に送信し、 前記負荷制御部は、前記燃料電池制御部から前記キャンセル要求を受け取った場合に、前記キャンセル要求で示される電力の消費を取り消す燃料電池システム。
IPC (1件):
H01M 8/04
FI (1件):
H01M8/04 P
Fターム (2件):
5H027AA06 ,  5H027MM26
引用特許:
出願人引用 (1件)

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