特許
J-GLOBAL ID:200903031560738240

特に確率分布の計算のための信号処理方法及び電子回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-038211
公開番号(公開出願番号):特開平11-296613
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 確率分布の量を用いた基本的な積和計算を単純な電子回路により実現する。【解決手段】 データ処理用の回路モジュールは、若干の第1の入力Ix,i、若干の第2の入力Iy,i及び若干の出力Ii,jを有する。第1のトランジスタTi,jは、第1の入力と第2の入力とを組み合わせる。各第1のトランジスタTi,jのソースが第1の入力と接続され、そのゲートが第2の入力と接続されている。各第2の入力は更に、第2のトランジスタTiのゲート及びソースに接続されている。出力電流は、個々の入力を通る電流の積に対応する。出力を組み合わせることにより、積和を特に離散的確率分布を計算するため計算することができる。回路モジュールの組み合わせは、複雑な信号処理タスクを解決するのを可能にする。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの所定の{0,1}に値付けされた関数f(x,y,z)及びスケーリング係数γを有する公式p(z)=γΣxΣyp(x)p(y)f(x,y,z)に従って離散的確率分布〔p(x1),...,p(xm)〕(但し、m≧2)及び〔p(y1),...,p(yn)〕(但し、n≧2)から少なくとも1つの離散的確率分布〔p(z1),...,p(zk)〕を電子回路により計算する方法において、前記電子回路は第1の回路セクションと第2の回路セクションとを備え、前記第1の回路セクションは、〔p(x1),...,p(xm)〕のためのm個の電流入力及び〔p(y1),...,p(yn)〕のためのn個の電流入力と、トランジスタTi,jのエミッタ又はソースがp(xi)のための電流入力に接続され、トランジスタTi,jのベース又はゲートがp(yj)のための電流入力に接続されているm・n個のトランジスタTi,j(但し、i=1...m,j=1...n)と、トランジスタTiのベース又はゲート及びコレクタ又はドレインがp(yj)のための電流入力に接続され、トランジスタTiのエミッタ又はソースが基準電圧に接続されているn個の追加のトランジスタTiとを備え、前記第2の回路セクションは〔p(z1),...,p(zk)〕のためのk個の電流出力を備え、前記方法は、必要とされる積の項p(xi)p(yj)に対応する、前記トランジスタTi,jのコレクタ又はドレイン電流を加算するステップと、多重に用いられる積の項に対応するそれらの電流を複写するステップとを備えることを特徴とする方法。
IPC (2件):
G06G 7/20 ,  G06F 17/10
FI (2件):
G06G 7/20 S ,  G06F 15/31 S
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る