特許
J-GLOBAL ID:200903031567384304

再帰型離散フーリエ変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-234130
公開番号(公開出願番号):特開2002-049611
出願日: 2000年08月02日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】【課題】 逐次供給される、サンプリングデータを含むデータ列のフーリエ変換処理を、1サンプリング期間内で高速に行うことにある。【解決手段】 所定の伝達関数を用いてフーリエ級数を求める再帰型DFTの演算方法において、データ更新部1において逐次供給されるデータのうち、最新のN個のデータを取得し古いデータは削除するようにするとともに、メモリ部4に一時記憶された直近のDFT演算結果を再帰型DFT演算部3に供給して演算し、最新のN個のデータ値に対するFFT演算結果をリアルタイムに得るようにした。
請求項(抜粋):
間隔が一定である時刻t、t+1、t+2、t+3、・・・・・・、t+N-1、t+N、(Nは1以上の正の整数)のそれぞれの時点においてサンプリングして得られたデータ値x(t)、x(t+1)、x(t+2)、x(t+3)、・・・・・・、x(t+N-1)、x(t+N)が供給され、その供給されたデータ値に対する時刻tから供給されるN個のデータ値をデータ列とし、そのデータ列に対して複素フーリエ変換を行なって得られる次数k(kは0、又はNより小さな正の整数)である周波数成分として、その実数部Xr(k,t)、及び虚数部Xi(k,t)のそれぞれを複素フーリエ係数として得る離散フーリエ変換方法において、時刻t+N-1において時刻tから供給されたデータ列x(t)、x(t+1)、x(t+2)、x(t+3)、・・・・・・、x(t+N-1)を第1の記憶手段に一時記憶する第1のステップと、その第1のステップで一時記憶されたデータ列の複素フーリエ係数Xr(k,t)-jXi(k,t)を得る第2のステップと、その第2のステップで得られた複素フーリエ係数Xr(k,t)-jXi(k,t)を第2の記憶手段に一時記憶する第3のステップと、その第2の記憶手段に一時記憶された複素フーリエ係数Xr(k,t)-jXi(k,t)を用い、時刻t+1から供給されるデータ列に対する複素フーリエ係数Xr(k,t+1)-jXi(k,t+1)を、次式に示す伝達関数を基にして得る第4のステップと、よりなることを特徴とする再帰型離散フーリエ変換方法。【数1】
Fターム (6件):
5B056AA04 ,  5B056BB12 ,  5B056CC03 ,  5B056FF02 ,  5B056FF05 ,  5B056HH05
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 周波数分析装置およびDTMF信号復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-211408   出願人:ヤマハ株式会社
  • 特開昭60-062295
  • 特開昭62-073378
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