特許
J-GLOBAL ID:200903031589140832

半径方向に拡張可能なステント付管状PTFE移植片

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-504286
公開番号(公開出願番号):特表2000-508216
出願日: 1997年06月26日
公開日(公表日): 2000年07月04日
要約:
【要約】伸張され、焼結されたポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のステント付管状移植片。本発明のステント付PTFE移植片は、一体型ステントを有する実施態様と、外側にステントを有する実施態様と、内側にステントを有する実施態様とを含む。それぞれの実施態様において、ステントは、自己拡張または圧力拡張可能である。また、それぞれの実施態様において、ステントは、PTFEに付着(たとえば熱融合)可能な合成樹脂材料で塗布または被覆し得る。製造方法も、ステント付移植片の個々の部品によって開示され、前もってマンドレル上に組み立て、その後、PTFE層の、互いに対するおよび/またはステントに対する付着を促進するために、加熱される。必要に応じて、ステント付移植片を、マンドレルからはずしてから、後で屈曲および拡張させて、ステント付移植片が、意図した直径の全範囲にわたって、自由に半径方向に拡張可能であること、および/または半径方向に圧縮可能であることを、確実にし得る。
請求項(抜粋):
当初は、第一外径を有する、半径方向に小さな形状で備えられ、その後、第二外径を有する、半径方向に拡張した形状に拡張させ得る、ステント付管状移植片であって、 a)以下を含有するステント: i)長軸方向に貫通して延びる中空の穴を有する、ほぼ円筒形状に形成された少なくとも1つの部材と; ii)当初は、該ステント付移植片の第一直径と実質的に等しい直径に、半径方向に収縮し得、その後、該ステント付移植片の第二直径と実質的に等しい直径に、半径方向に拡張し得る、該ステントと; iii)該ステントが半径方向に拡張した直径にあるとき、該ステントに存在する複数の側面開口部; b)該円筒状ステントの周囲に同軸的に設けられた、伸張され焼結されたPTFEからなる連続した管状外側層;と c)該ステントまたは該外側層の上に堆積されたポリマー粒子と、を備え、 該管状外側層が該ステントに付着することによって、半径方向に小さな第一直径の形状と、半径方向に拡張した第二直径の形状とに交互に設定し得る、連続したステント付PTFEチューブが形成され、該ポリマー粒子が、該ステントの該管状外側層への付着を促進する、ステント付管状移植片。
IPC (2件):
A61M 29/02 ,  A61F 2/06
FI (2件):
A61M 29/02 ,  A61F 2/06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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